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    <updated>2012-01-13T12:58:58Z</updated>
    <subtitle>　　　　　　サッカーとラグビーと映画と酒と……その他諸々、レビューする日々</subtitle>
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    <title>日本一だあ！！ （第91回天皇杯決勝）</title>
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    <published>2012-01-03T14:30:00Z</published>
    <updated>2012-01-13T12:58:58Z</updated>
    
    <summary> FC東京 ４−２ 京都サンガF.C.　（天皇杯決勝 国立競技場）  チーム創設...</summary>
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            <category term="ＦＣ東京" />
    
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        <![CDATA[<a href="http://umanen.org/blog/images/120101-1.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/120101-1.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/120101-1-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/120101-2.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/120101-2.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/120101-2-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=9066018&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 ４−２ 京都サンガF.C.　（天皇杯決勝 国立競技場）</strong> </u></a>


チーム創設13シーズン目で迎えた元日決戦。今まで一度も手の届かなかった日本一の大舞台。待ちに待った全日本サッカー選手権大会決勝は、快晴の霞ヶ丘競技場で観戦した。


キックオフ直後は東京が気合の入った動きで攻勢に出た。1分にルーカスのロングシュートが、3分には梶山のパスで抜け出した石川の鋭いシュートがゴールを襲い、いずれもGK水谷がセーブ。だが、その後も東京は右サイドの石川・徳永を中心に攻めたてるものの、京都も負けじと逆襲速攻を見せる。先制点は13分。突進するドゥトラに両側から寄せた今野と徳永が交錯してしまい、こぼれ球を拾った中山が権田の脇を抜いた。DFにとっては残念な失点。0-1。

しかし、思わぬビハインドにも東京は怯まず、すぐに反撃する。15分、DFをはね飛ばしながら右サイドを猛突進する徳永のプレーから波状攻撃となり、その流れで左CKを獲得。ショートコーナーを受けた石川がインスイングのクロスを入れ、猛然とファーに飛び込む今野がボールを頭で叩きつけると、DFのブロックも届かず左隅にゴールインした。ミスを取り返そうとする徳永と今野の気迫が乗り移ったようなシュート。観ていて胸が熱くなる得点であった。1-1。]]>
        <![CDATA[そこからは一進一退の攻防となった。東京はいつものパス回しに石川・徳永の突破力を交えて打開を図るものの、京都の早くて速いチェックになかなか大きな展開を作れない。一方京都は東京のボランチの背後で基点を作って細かいパスワークから宮吉・ドゥトラを走らせようとするが、今野・森重を中心とする東京DFも落ち着いて対処。双方に決定的なチャンスが生まれないまま時間が過ぎていく。

と、そんな中、ふと足下がグラグラと揺れている事に気がついた。最初は気のせいかと思ったのだが、揺れは止まるどころか大きくなっていく。周りからも「地震だ」という声が聞こえてきた。表情を硬くして席を外す人の姿も。鳥島付近を震源とするM7程度の地震だったらしいが、結局1分以上は続いたろうか。その大きさと長さに昨年3月を思い起こさざるを得ず、どうにも試合に集中しきれない。バックスタンドでもスマホや携帯電話を見る人が多かった。

そんな妙な雰囲気を吹き飛ばしたのは、東京の2点目だった。36分、ボールキープする谷澤がボックス前で倒されて30m程のFK。直接狙うには遠いとも思える距離だが、石川が軽く触ったボールに対して森重が右足を一閃！ボールはもの凄いスピードで揺れながら壁を越し、水谷の横っ跳びも届かずゴール右上に突き刺さった。<strong><font size="4">ゴォーラッソォー！！</font></strong>思わず叫ばないではいられないスーパーシュート。お前はジュニーニョ・ペルナンブカーノか！2-1。

試合を支配し始めた東京に対し、京都は高いDFラインを一層上げて勝負にかかる。だが、次の得点も東京。42分、水谷のパントを高橋が頭ではね返してDFの背後へ落とすと、猛然とダッシュしたルーカスが一気にDFを振り切ってゲットした。大きな大きな追加点。すげーよルーコン、助っ人外国人みたいだ（笑）。3-1。その後もルーカスのオーバーヘッドがバーを越し、キレキレの石川がバー直撃のミドルシュートを放つなど、東京ペースのまま前半終了となった。

<a href="http://umanen.org/blog/images/120101-3.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/120101-3.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/120101-3-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/120101-4.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/120101-4.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/120101-4-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
後半になると京都がさらに前がかりとなり、ドゥトラに替えて成長株の久保を投入する。が、押し込まれる形が増えながらも東京DFは崩れず、ルーカスを走らせる速攻で対抗する。57分、ボール奪取から一気に今野が持ち上がり、その今野とのワンツーで切り込んだ石川のシュートがポスト左を抜ける。59分には左サイドの細かいパス交換から工藤がシュートするも、権田がガッチリとキャッチ。ここで京都が1点とればまだわからない展開にも思えたのだが……。

決定的な追加点がは66分、東京が自陣から逆襲をかけた場面。谷澤からのパスで椋原が左タッチ際を抜け、一気に持ち上がってからDFライン裏へ弧を描くパス。巧みな持ち出しでDFを振り切ったルーカスが水谷もかわしてゴールへ流し込んだ。00年の東京を思い起こさせる鮮やかなカウンター。4-1。直後にはボックス左手前で京都のFK、チョン・ウヨンが強烈なシュートを枠に飛ばすも、権田が鋭い反応から横っ跳びで弾き出す。「よし勝った！」と確信した。

ところがまだ終わらない。71分、次のクロスに思い切りよく走り込んだ久保のヘッダーが、東京DFの間を抜けてゴールネットを揺らしてしまう。さすが持ってるなあ若いの、と。4-2。

2点差に詰め寄られ、すかさず東京ベンチが動く。失点直後に羽生→鈴木達也、75分に谷澤→ロベルト・セザーの交代。これは効果があった。強まる京都の攻勢をDF陣と高橋が支え、ボールを奪うや梶山を起点に生きのいい少数のアタッカーでカウンターを狙う。セザーが1人でどこまでも行ってしまうので（笑）得点にこそ至らなかったが、良い形は東京の方が作れていた。88分に東京は石川に替えて北斗を投入。そして残り時間が10分、5分と少なくなって……。

西村主審が試合終了のホイッスルを鳴らした瞬間、ベンチから東京の控えの選手が飛び出していく。ピッチの各所で叫びながら抱き合う選手たち。傾いた橙色の日が差す国立競技場。表彰式で幾つも幾つも渡されるカップの類、メインスタンドで堂々と天皇杯を掲げる今野キャプテン。それはナビスコカップ決勝とはちょっと違う、僕たちが初めて目にする光景だった。<strong><font size="4">FC東京、天皇杯初制覇！！！</font></strong>


<a href="http://umanen.org/blog/images/120101-5.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/120101-5.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/120101-5-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/120101-6.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/120101-6.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/120101-6-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
いや、しかしホントに「やった！」ですよ。「We did it!」ですよ。

天皇杯は日本最古にして最大の全国的サッカー選手権である。その権威ある大会を制覇したことの価値は言うまでもないし、賞金1億円やアジアチャンピオンズリーグへの出場権獲得という実利もある。東京にとっても1997年・2008年・2010年と3度に渡って準決勝へ進出しながら、決勝進出を果たせなかった悔しい記憶の残る大会でもあった。だが、今回の初優勝。この快挙がクラブの、あるいは日本サッカーの歴史にずっと残るかと思うと実に感慨深い。

加えて、決勝戦の内容も素晴らしかった。序盤の攻勢と裏腹に失点を喫しながらすぐに前へ出て取りかえし、その後は京都のスモールサッカーに苦しむ場面もありつつも、個々の選手が持ち味を発揮して次々に得点を重ねた。自陣でのパスミスなど細かい失敗は多かったかもしれない。京都が真っ向勝負を挑んできてくれたのは正直助かった。でも、地味な展開になることの多い決勝でチームの良い部分を大いに出せたことについては胸を張って良いと思う。

なんというか、まさしく今季の集大成だった。波状攻撃からセットプレーで押し切った1点目。高い個人能力が炸裂した2点目。相手の小さな隙を逃さなかった3点目。そして鋭い逆襲速攻が決まった4点目。2失点は喫したものの勝負所では守備陣が頑張ったし、局面局面のボール争奪戦からも気迫が感じられた。特に、失点直後の徳永や今野らの奮闘ぶりには「これこそが大熊監督の言う「サッカーの本質」の現れではあるまいか」と感動さえ覚えたのだった。

つくづくいいサッカーだった、と思う。スタンドで観ていてそれが何よりも嬉しかった。

この試合のMVPにはルーカスを挙げたい。正直、復帰してからの彼には貢献度の高さとともに省エネの雰囲気も感じていたのだけれど、この日は全盛期に戻ったかのようなプレーぶり。2得点はいずれもブラジル人FWらしい怪物級のものだったし、ボールを奪われた際の守備もとにかく精力的で素晴らしかった。元々「シュートをきちんと枠に飛ばすルーカスは最強」とよく冗談半分で言っていたものだけど、この大一番でそれが現実のものになるとは。いやはや。

もちろん今野も素晴らしかった。今回は凄味の感じられる守備に加えて炎の同点ゴール。キャプテンマークがよく似合っていた。森重のFKは「魔球」と呼びたい凄まじさ。徳永は気合がみなぎっていて、権田は抜群の安定感で頼もしかった。石川はキレキレでこれまた全盛期に戻ったような。羽生と高橋、谷澤はいつも通りの仕事ぶり。梶山と椋原は調子がイマイチだったかな。セザーは少しは周りを見ろって（笑）。いや、でもみんなよく頑張ったよ。ありがとう！

ということで、FC東京の今シーズンは最高の形で終了。<a href="http://umanen.org/blog/2010/12/1011_3.html"target="blank">悔しさばかりが残った1年前</a>とは正反対のハッピーな気分でオフへ突入、である。ただ、恐らく東京は今後様々な変化に晒されるはずだ。大熊監督からポポヴィッチ監督への交代は既に発表され、今後は選手の移籍が明らかになるのだろう。来季はACLも戦わなければならない。否が応でもチームとしてステップアップを迫られる訳だが、天皇杯優勝という経験をその中で生かさないといけないよね。きっと。

まあ、いずれにせよこれで良い意味で一区切りというか。大熊東京がこんな「幸せな結末」を迎えることができるなんて、本当に嬉しいことだ。最後にひと言だけ本音を書いておこうか。<strong><font size="5">やった〜！日本一だ〜〜！！！</font></strong>
　]]>
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    <title>ありがとう （FC東京×ジェフユナイテッド千葉）</title>
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    <published>2011-11-27T14:00:00Z</published>
    <updated>2011-11-28T13:36:25Z</updated>
    
    <summary> FC東京 1-0 ジェフユナイテッド千葉　（J2第37節 味の素スタジアム） ...</summary>
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<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982110&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 1-0 ジェフユナイテッド千葉　（J2第37節 味の素スタジアム）</strong></u></a>


前節鳥取戦の勝利でJ1昇格とJ2優勝を決め、安心して迎えることができたホーム最終戦『dia obrigado（感謝の日）』 。日が暮れて徐々に冷え込む味スタで見届けてきた。


試合は、序盤から膠着気味の展開に。4-1-4-1の密集体型で自陣を固める千葉に対し、梶山を欠く東京はボランチの所でプレッシャーをかけられなかなか前に運べず、ルーカスらを狙うフィードも大半は待ち構えるDFがカット。一方の千葉も守備はタイトだが攻撃は少人数のカウンターがほとんどで、前半半ばまで両チームシュート０の状態が続く。ようやく21分、左サイドから中央に持ち出す村井が鋭いミドルシュートを撃つが、塩田が横っ跳びで弾き出した。

27分、逆襲速攻から深井へラストパスが通るが、森重のカバーの甲斐あってシュートはバーを越えてくれた。29分、右サイドでDFを吹っ飛ばした徳永がクロスを入れるがルーカスの寸前でDFがクリア。思うようにパスが回せない東京は個人能力で打開を図るも、局面で数的不利に陥っては行き詰まる場面が多い。突破を狙おうとしてDF2人に立ちふさがられた徳永が、逆向きにドリブルを始めた時はどうしようかと思った（笑）。モヤモヤなムードのまま前半終了。]]>
        <![CDATA[ところが、後半に入ると雰囲気が一変して東京の攻勢に。いきなり46分、徳永が入れたグラウンダーのクロスを羽生が落とし、石川の鋭いシュートがサイドネットに刺さる。ハーフタイムの打ち合わせの成果か、前半にはあまりなかったFWとMF（特にルーカスと羽生）が縦に入れ替わる動きが増え、守備をかき回しながら押し込んでいく。47分、右サイドから細かくつないでフリーの田邉がボックスへ突入するが、シュートが遅れてGK岡本に防がれてしまった。

48分、ボックス手前で石川がファウルされながら後方へ流し、入れ替わりにルーカスがDFの背後に飛び出す大チャンス。しかし主審はアドバンテージをとらずに笛を吹いてしまう。「えーっ！」という場面だが、笛を聞いた瞬間両手を挙げて回りながら崩れ落ちるルーカスの姿には思わず笑ってしまった。マンガかお前は（笑）。そのFKを直接狙った森重のシュートはゴール右隅を襲うも、岡本が横っ跳びで好セーブ。その後も東京が押し気味に試合を進めていく。

57分、東京は存在感の薄い田邉に替えてセザー投入。セザーが前に張ることでルーカスが下がってさばく時間が増え、ポゼッションはさらに一方的なものとなっていった。が、なかなかゴールまでは至らない。60分、羽生の足の長いスルーパスでセザーがDF裏に抜け出すが、シュートは岡本がブロック。64分、高橋がループ気味に狙ったロングシュートはわずかにバーの上。他にもセザーや今野がシュートチャンスを迎えるも、岡本が好セーブでこれを阻んだ。

やっと先制したのは山口退場で千葉が10人になった直後の76分、ボックス前で羽生→セザー→ルーカスとつながった場面。ルーカスは鋭い反転と引き技でDFをちぎって一気にゴール前へ突入し、即座に右足を一閃！ボールは岡本の脇をきれいに抜けてゴールネットに突き刺さった。<strong><font size="3">すげえルーコン！まるで助っ人外国人みたいだ！！</font></strong>……という冗談はさておき、いかにもブラジル人らしい超絶テクによるビューティフルゴールであった。１−０。

こうなると今の東京は強い。77分にセザーが放ったミドルシュートは惜しくも外れたものの、その後も焦らずパスを回して時間を遣い、林・坂本を投入して反撃を図る千葉にペースを渡さない。危なかったのはロスタイム、林が入れたインスイングのクロスを今野がゴールライン方向へクリアして「オウンゴールか！」と冷や汗をかいたシーンくらいか。結局、そのまま1点差で東京が勝利を収めた。


<a href="http://umanen.org/blog/images/111126-03.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111126-03.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111126-03-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/111126-04.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111126-04.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111126-04-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
まあ、最高の試合ではなかったけど、でも今季最後の味スタを勝利で飾れたのは良かった良かった。

前半はしょっぱい内容だった。ボランチのところで狙われるのはわかりきっているのにそこを経由しようとしては潰され、かといって他のルートは作れない。梶山不在時の組み立ての不安は解消されておらず、千葉のタイトな守備が従前からの課題を改めて浮き彫りにしてくれた、というところか。少なくとも前半は千葉のゲームプラン通りだったのだろう。これでオーロイやミリガンがいたら普通にやられてたんじゃないの、とかそういうことは言わない（笑）。

ただ、後半になるとルーカスが下がったり羽生の飛び出す頻度を増やしたり、ポジションチェンジやオーバーラップで流動性を増やしてそれなりに良くなった。あの工夫などは今季成長した部分なのかもな、と。個人能力頼みや一本調子でゴリゴリ行くだけじゃなく、切り口を変えて仕掛けていく事が意識的にできているとすれば嬉しいのだけれど。得点はルーコンのスーパーゴール1つだけだったにせよ、その前の努力が明らかだったから後味は決して悪くなかった。

MVPはもちろんルーカス。76分のプレーは体のキレが凄かった。ワンフェイントでジェフのDFが完全にぶっちぎられてたもんね。2004年ナビスコ杯準決勝の時を思い起こさせるような怪物ぶり。中盤でもよくボールをさばいてくれたし。というか、これは前から言ってるけど、ルーカスって能力の高さで1トップもそれなりにこなしちゃうけど、実は1.5列目とか2列目で使ってこその選手だと思うんだけどね。来年やれるかどうかも、使い方次第ではないかな。

試合後は、ルーカスのインタビューとJ2優勝杯の授与（チェアマンがわざわざ来てくれたんだね）だけを見届けて、セレモニーはパスして退散。だって寒かったんだもん（笑）。せっかくだから大熊さんの挨拶は聞けばよかったかも、と思わないでもないが、残ってたら平松君のパフォーマンスでいっそう寒かったらしいから……。


最後に。もしかすると今年はこれが最後の観戦（更新？）になるかもしれないので、ちょっとシーズンの総括的なことを書いておこうか。

初めは苦しいシーズンだった。開幕戦は何とか勝利を収めたものの、その後は東日本大震災によって1ヶ月半のリーグ戦中断。再開後は千葉戦の大敗でリズムを崩し、おまけにチームの軸となるべき平山・米本を含めて怪我人（それもシーズン絶望となる程の）が続出した。5月半ばまでは成績も内容も低空飛行が続いて、監督やレギュラー選手の交代等のテコ入れが必要ではないかと思われた。正直なところ、僕も「昇格は難しいか」と覚悟した時期もあった。

だが、しかし。そこから持ち直してJ1昇格はおろかJ2優勝もつかみとったことで、結果的にはとても楽しいシーズンとなった。腹を括ってパスを回し倒す戦法へと回帰し、根気強く粘り強く勝ち点を積み重ねていったその後の東京には、ここ数年とは違うある種のたくましさがあったように思う。何より嬉しかったのは、5月の「転換」が選手たちからの提案によるものだったという報道である。それが本当ならば、ようやく大人のチームに近づいたのかな、と。

もちろん、今季限りで勇退となる大熊監督にも感謝感謝、である。選手からの提案もあったにせよ、大胆な選手起用と戦術変更でチームを不振から脱出させ、2度目のJ1昇格に導いた手腕はお見事。昨年途中で火中の栗を拾ってくれて、結果的にはJ2に落ちてしまったけれども再び昇格させる事できっちり責任を果たしてくれた。本人はまだ続けたかったかもしれないが、良い形で第2次政権の幕引きができたのは本当によかったと思う。ありがとうございました！

あと、楽しいといえば、J2そのものもファンにとっては大いなる楽しみだった。J1とはまるで違う対戦相手、遠征先、審判、そして日程。その中で戦い抜いて結果を出す我らがチームを1年間見守ったことは、僕たちにとっても実に希有な体験であった。もちろん1年でJ2を脱出したことは喜ぶべきなんだけど、その一方で寂しさがないと言ったら嘘になるかもしれない。千葉戦の試合中、隣に座っている東すか編集長がつぶやいた。「もうすぐ終わっちゃうんだなあ」。

ともかく、FC東京の選手・監督・スタッフの皆さん、楽しい1年をどうもありがとう。来年はまたJ1で頑張りましょう。あ、でもその前に天皇杯があるのか。大熊さんの花道が元旦の決勝になったら、12年前の昇格も知る古株ファンとしてはこれ以上ない喜びではあるな。楽しみだ。
　]]>
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    <title>後手六八セザーで詰み （FC東京×水戸ホーリーホック）</title>
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    <published>2011-11-13T14:45:00Z</published>
    <updated>2012-01-07T02:49:14Z</updated>
    
    <summary> FC東京 2-0 水戸ホーリーホック　（J2第35節 味の素スタジアム） いよ...</summary>
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<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982111&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 2-0 水戸ホーリーホック　（J2第35節 味の素スタジアム）</strong></u></a>


いよいよJ2もシーズン大詰めに差しかかって残り4試合。他チームの結果によっては昇格決定もありえた一戦は、夕暮れ時の味スタで生観戦した。

キックオフ。両ボランチが復帰した東京は前節のせわしいサッカーとはうって変わり、左右にパスを回しながらリズムをつかもうとする。が、これがなかなか機能しない。森重と今野を欠くDFラインは組み立ての力に欠け、ならばと高橋は奮闘するものの梶山はボンヤリした動き。序盤はチャンスのないまま時間が過ぎていく。2分、ボックス左手前から北斗が狙ったFKはポストの左。12分、左サイドから尾本が入れたクロスを小池がミドルシュートしたが、権田の正面。]]>
        <![CDATA[東京が主導権を奪ったのは13分、北斗のクロスを逆サイドに流れた羽生が落とし、梶山のシュートがGK本間の正面を突いたあたりから。16分、再び北斗が突進してマイナスの折り返し、谷澤がシュートするも枠をそれた。19分には中盤のパス交換から高橋が鋭いスルーパスを送って羽生が飛び出すも、一寸早く本間がキャッチ。この時間帯はアタッカーたち、特に羽生が前後左右に流動的な動きを繰り返すことでDFを揺さぶって、水戸DFのマークにズレが生じていた。

一方、水戸は早めに前線へボールを送って攻めようとするも、（パス能力はともかくとして）対人能力には優れた東京DFが2トップへのボールを着実に潰し続ける。24分、ボックス手前でのパス交換から高橋のミドルシュートがバーの上を越えた。26分には右サイドへ飛び出した谷澤が速いグラウンダーのクロスを送って梶山がスルー、石川が空振りしたボールをルーカスが狙うも本間がセーブした。

ところが、30分を過ぎる頃から再び東京の攻撃は停滞してしまう。2列目のフリーランが減ったとたんに中盤でパスがつながらなくなり、DFのパスミスがそれに輪をかける。水戸の激しい当たりに対して東京不利に見える判定が続いたこともあって、ピッチ上にもスタンドにもややイヤな雰囲気が漂い始めた。38分にはボックス左で水戸がFKを獲得し、元東京U18の村田翔が入れたクロスを権田がジャンプ一番パンチで弾き出す場面も。無得点のままハーフタイムへ。


後半、大熊監督の檄が飛んだか、前がかりに出た東京がいきなり続けてチャンスを作る。そして48分の右CK、石川が入れたクロスにニアで高橋が躍り込み、すらしたヘディングがゴール左隅に吸い込まれた。いい時間帯に出たいかにも彼らしいスマートな得点。1-0。そこからはガラッとリズムが良くなって東京の攻勢に。急造のDFラインも積極性を増し、53分には左サイドで大きく前進したノースがボールを奪って、オーバーラップの椋原がゴールライン際をえぐる場面も。

56分、右サイドのFKから石川が入れた低く速いクロスに梶山が合わせたが、GKが弾き出す。ところが「これは一方的になるかな」と思えた59分、水戸は遠藤と岡本に代えてやはり東京U18OBの常磐と、お久しぶりの鈴木隆行を投入。「まさかもう一度師匠の勇姿を観られるとは」と感動している場合ではなく、鈴木・常磐の激しいフォアチェックで東京はまたもビルドアップに苦労するように。もっとも、水戸の方はFWにボールを渡すこともままならなかったが……。

状況を打破したのはまたもロベルト・セザーだった。68分の投入直後に左サイドを突破して石川を狙う際どいクロスを入れ、続く76分にはドリブルでDF2人を抜いて本間の脇を抜くシュートを放つ。そして79分、ルーカスがDF後方に上げた浮き球に石川とともに猛然と走り込み、一歩前に出て右足を豪快に振り抜くと、ドライブのかかったボールはあっという間に本間の頭上を越えてゴールに突き刺さった。<strong><font size="4">スーパーダイレクトボレー！！</font></strong>シビれた！2-0。

その後も東京の攻勢は続く。得点直後、右サイドを突破した北斗からのDF裏へ通すクロスにセザーが走り込んでシュート、本間が片手で僅かにコースを変えて防いだ。82分にも後方からのパスで右サイドに飛び出したルーカスがシュートしたがサイドネット。84分、高橋を削ったロメロ・フランクが2枚目のイエローで退場となって勝負あり。終盤は水戸が意地の反撃を見せるも、88分に左サイドをえぐる鈴木のシュートは権田がストップ。2点差のまま東京が勝利した。


<a href="http://umanen.org/blog/images/111112-02.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111112-02.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111112-02-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
いやー、ストレスの溜まる時間も多い試合だったけど、セザーのゴールの素晴らしさが全てを吹き飛ばしたというか。あれは爽快だった。

両チームの地力の差は疑いようもなかった。東京DFはビルドアップには問題があったが対人能力に優れた選手が揃っており、さほど特長のない水戸の攻撃にほとんど崩されずシュートもたったの5本。攻撃も、2列目が活発に動ける時間はそれなりにチャンスを作れていた。ベンチに主力アタッカーも残していたし、東京は慌てる必要は全くなかったのだ。それでも十数分の停滞した時間と微妙な判定に苛立ってしまったのは、昇格間近の状況のせいもあったろうか。

で、こういう展開ではセットプレーに期待がかかるわけだが、その通り後半頭のCKで得点でノるタイプのボランチが1得点。そこから流れが良くなって、一旦は水戸の2枚替えで押し戻されたものの、負けじとこちらもスーパーサブを投入して、そのセザーがどえりゃーゴールをぶち込んで追加点。後はだいたい押せ押せで90分終了。なんだ終わってみれば完勝じゃないか、と（笑）。まあ、大熊さんがやり繰りの中で見つけ出してきたJ2勝利の方程式ではあったのかな。

MVPは高橋。先制点のヘッダーもナイスだったけど、90分間中盤を切り盛りする運動量とここぞという場面で前がかりになる積極性が頼もしい。華奢な体で闘志をむき出しにするギャップにも萌えるし（笑）、ホントいい選手になってきたね。そして、もう1つの得点を奪ったセザーももちろん素晴らしかった。ああいう「目の覚めるようなゴール」は試合全体の印象をガラリと良くするという意味でただの1点以上の価値がある。ファンの血を沸騰させるゴラッソ。

他の選手では、ルーコンの2点目をアシストした好判断はさすがベテラン。羽生は尽きぬ運動量の割に報われなかった。谷澤はいつもの谷澤だったね（シュートさえ決まれば……）。石川は、田邉との違いを意識してもうちょっとシュート撃って欲しいなと思った。梶山は休み明けのせいかいつも以上にボーッとしてた。北斗は先週に引き続いて頼もしかった。ノースは……守備は堅実だし前に出られるのもいいんだけど、如何せんパスが……森重って凄いのね（笑）。

ということで、今節は徳島・札幌が勝って鳥栖が負けなかったため、昇格決定は来週の鳥取戦に持ち越しとなってしまった。ただし札幌らが残り全試合を勝って東京が全敗したとしても勝点で逆転されることはなく、得失点差で26点差がついている事を考えれば事実上東京のJ1復帰はこの勝利で決定したと言ってよいだろう。いわゆる「詰み」というヤツである。ようやくホッとできたというか、あとは優勝するだけだよな。前の昇格の時は川崎にやられたからね。

　
［付記1］

前半の終わり頃、北斗が水戸の選手と交錯してタッチライン近くで倒れた時、柱谷監督が大きなジェスチャーで「ボールを外に出せ！」と指示していた（ように見えた）のが印象的だった。その場面のフェアな振る舞いとホーリーホックの選手たちのラフにも見える激しいチャージ、どちらも柱谷さんらしいな、と僕には思えた。相変わらず熱い人柄のようで大変結構なことでありますな。いやホントに。


［付記2］

後半の終わり頃、高く空中を飛ぶボールがタッチを割って東京ベンチ前に飛んできた時のこと。いつものようにタッチ近くまで出ていた大熊監督がそのボールをダイレクトにヒールで引っかけて、フワッと浮かせて自分の頭越しにプレイヤーに渡したんだよね。アルゼンチン代表監督の時のマラドンとは比べ物にならないけど、ナイストラップというか、「そういえば大熊さんって昔は東ガスの選手だったんだよな」と久しぶりに思い出した。いやそれだけの話ですが。
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    <title>劇的な王手 （湘南ベルマーレ×FC東京）</title>
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    <published>2011-11-07T14:55:00Z</published>
    <updated>2011-11-08T14:48:59Z</updated>
    
    <summary> 湘南ベルマーレ 1-2 FC東京　（J2第34節 平塚競技場） 　 　 7連勝...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://umanen.org/blog/images/111106-01.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111106-01.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111106-01-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/111106-02.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111106-02.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111106-02-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8983138&year=2011"target="blank"><u><strong>湘南ベルマーレ 1-2 FC東京　（J2第34節 平塚競技場）</strong></u></a>
　
　
7連勝で一旦は2位以下を引き離しながら、その後分け・負け・分けと足踏みの続く我らがFC東京。今節は出場停止で梶山・高橋を、代表拠出で今野を、さらに直前の負傷で徳永を欠く、まさに緊急事態の一戦。時折小雨の降る平塚競技場で観戦した。
　
　
キックオフ。負ければ昇格の可能性が消える湘南は気合十分に前がかりのムード。対する東京は欠場者の穴を羽生・下田・ノース・北斗で埋めたものの、全体的にやや浮足立つ感じで前へ急くボールが多い。濡れたピッチ状況もあり、序盤は目まぐるしく攻め合う展開となった。7分に山口が、8分には森重がそれぞれCKからヘッダーを撃つが、いずれもバーの上。その直後には坂本がアジエルとのワンツーで右サイドから切れ込んでシュートを放ち、権田が押さえる。]]>
        <![CDATA[要所でアジエルの技術を使いながらどんどんオーバーラップをかける湘南の速攻はなかなかの迫力。9分、ボックス付近のパス回しからルーカス（若い方）が撃ったシュートがポストのわずか左を抜けた。負けじと東京も11分、右サイドからのクロスに谷澤が頭で合わせ、GK西部が弾き出す。谷澤はこの日も「動きはナイスだがシュートは……」で、21分にも速攻の場面でルーコン（オッサンの方）のラストパスを好トラップしループ気味に狙ったが、わずかにバーの上。

26分、相手陣中央でボールを奪ったルーカス（オ）が西部の頭上を狙って撃ったロングシュートは枠外。その直後、カウンターでDFを置き去りにした石川が右サイドからえぐってシュートするが、西部が横っ跳びでビッグセーブ。29分には臼井が右から斜めにDFの間を突くドリブルを見せ、ボックスへ入ってシュートするも、間一髪戻った椋原が滑り込んでブロック。気を抜けないスリリングな攻防が続いた。

30分を過ぎるとようやく落ち着いた東京がボールポゼッションを上げ、じりじりと湘南を押し込む形が見られるように。しかし、ルーカス（オ）らにパスが入ってもフォローが遅くボールホルダーは孤立しがちで、またパスも順目に渡すものばかりのためになかなか相手を崩せない。決定的なチャンスを作れないままスコアレスで前半終了。決して劣勢とは言えないが、予断を許さない展開のように思えた。
　
　
後半立ち上がりはネジを巻き直した東京が前がかりに。前半に比べれば攻撃的MFのコンビプレーが出るようになって、断続的に湘南陣深くへ攻め入るように。46分、自らのドリブルで得た直接FKを北斗が狙うもバーを越える。49分、パス交換から谷澤が撃ったミドルシュートを西部がキャッチ。56分、田邉と石川の連携でボックス内へ攻め込み、折り返しを北斗が狙うがDFがブロックした。フィニッシュ一歩手前のシーンが幾度か続き、「そろそろ点が欲しいな」と。

しかし、ここから流れは湘南に傾く。57分、クロスをアジエルが落とし、さらにつないでハンが強烈なシュートを撃つがバーの上。59分には右から切れ込むアジエルの折り返しを坂本がシュート、コースが変わった球を権田が横っ跳びでキャッチ。前半に比べてより前線に飛び出すようになったアジエルの動きに、東京DF（特に下田）は対応しきれていないように見えた。64分にもボックス前の速いパスワークからアジエルのシュートがポスト右をかすめてヒヤリ。

60分、東京は田邉に替えてセザーを投入する。が、下田や羽生がアジエルらの動きに振り回されている状況では組み立てもままならず、湘南の攻勢が続いた。69分、東京陣でボールを奪った湘南のカウンターとなり、ルーカス（若）のシュートをDFがかろうじてブロック。湘南は石神→高山、ルーカス（若）→田原と前線にフレッシュな選手を投入していく。勝利どころか勝点１も危なくなったように思えた。

ところが71分、権田のパントが左サイドのスペースに抜けた場面。懸命に追った谷澤がゴールライン際で滑り込んでキープし、立ち上がりばなに切り返しでDFをかわしてからインスイングのクロス。これにDF2人と併走して飛び込んだセザーが、豪快なダイビングでゴール右に突き刺した。<strong><font size="3">ナイスヘッダー！</font></strong>泥臭くシンプルだが、だからこその素晴らしい得点。よろしからぬ流れだっただけに選手もファン・サポーターも興奮しまくりである。1-0。

だが、これでは終わらない。直後の73分、反撃に出る湘南は速いパス回しからアジエルとのワンツーで永木がボックス内へ突入、ボールを奪いに行った羽生が永木を倒してペナルティの判定。体を寄せた正当なチャージにも見えたが……微妙。このPKをアジエルがゴール真ん中に決めて再び同点となった。1-1。手痛い失点。異議で警告を受けた森重が、キックオフまでの間に手を叩いて味方を鼓舞するのが見えた。

湘南の攻勢は続く。76分、右サイドで超絶キープを見せるアジエルを臼井が内側からオーバーラップしてクロスを入れたが、坂本に合う寸前に森重がダイビングヘッドで防いだ。中盤を立て直したい東京は羽生OUTで上里IN。79分、左サイドから高山がアーリークロス、ファーで跳び上がった田原の豪快なヘッダーは、椋原・ノースの2人が体を当ててようやく枠外へ。その他にもDFが体を張る場面が幾つか。

悪い流れを吹き飛ばす一撃が飛び出したのは80分だった。右サイドで攻撃参加した北斗がDF2人に絡まれながら粘ってボックス内へ突進、クロスはDFに当たって方向が変わったものの、ゴールに背を向けながらトラップしたセザーが反転して左足を一閃！ボールはあっという間にゴール左隅に吸い込まれていった。<strong><font size="4">うおおおおー！！</font></strong>思わず叫びたくなる鮮やかなゴール。歓喜の表情の選手たちが次々とセザーの上に折り重なって……本当にお見事だった。2-1。

その後はあきらめない湘南が反撃に出るが、東京もDF陣が気迫のプレーではね返して時計が進む。ロスタイムに永木が撃った強烈なミドルシュートもバーを越し、結局そのまま東京が逃げ切りに成功した。東京、リーグ4試合ぶりの勝利である。
　
　
<a href="http://umanen.org/blog/images/111106-03.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111106-03.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111106-03-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
いやー、とにかく勝ってよかった。非常に嬉しく、かつ意義のある勝利だと思う。

苦しい戦いだった。不動の両ボランチに加えて今野・徳永を欠く布陣。今季はほぼ固定メンバーで戦ってきただけに大幅なメンバー変更の影響はことさら大きく、そのキツさに速さと変幻（アジエル）を兼ね備える湘南の攻撃が輪をかけた。特に後半半ばは中盤で完全に押されていて「引き分けられればオッケーか」と思えたくらいだった。さらに谷澤・セザーの奮闘で先制できたものの、すぐにPKで追いつかれる厳しい展開。ホント、よくぞ勝てたものだと思う。

試合後のインタビューで大熊監督も上気した顔で「嬉しい」と語っていたが、この1勝は本当に大きい。3試合で2点しか奪えず勝星なしの嫌な流れを断ち切れたこと。4人もの主力を欠きながら結果を残すことができたこと。最近先発から外れていたセザーや北斗が大活躍で復調を示してくれたこと。同日に敗れた4位札幌に対して勝点差を9にまで広げたこと。そして何より、釈然としないPKによる逆境を自力ではね返したこと。昇格へ向けて大きく前進する90分だった。

なんつーか、こういう試合を見たくて僕はスタジアムに通っているのだな、と。そんなことさえ考えたくらい気持ちのいい勝利であった。いわゆる「内容」はさほどよろしくなかったのかもしれないけれど、サッカーはそれだけじゃあないのである。

MVPは文句なしにロベルト・セザー。チームを苦境から救う殊勲の2得点。怪我より復帰してからなかなか調子が上がってこなかったが、この大事な試合でやってくれた。こういう活躍こそストライカーの仕事である。他のアタッカーでは、谷澤。先制点を生んだゴールライン際の頑張りをはじめ、90分間守備に攻撃に奮闘し続ける働きぶりには正直感動した。もしかしたら今、彼こそが一番「FC東京らしい選手」かもしれないな。あとはシュートが枠に飛べば（笑）。

中村北斗も勝利の立役者。後半途中まではパスミスしたりクロスが明後日の方角に飛んだりと「いつもの北斗だな……」という感じだったのだが、決勝点につながるドリブルは持ち前の強靱な足腰を生かした素晴らしいプレーだった。よくも悪くもコンスタントでないところが彼の特徴なのだろう。あと、森重。羽生がPKを献上してしまった場面、イエローカードをもらった上にボトルを叩きつけたのは感心しなかったが、その後の味方への叱咤激励は良かったと思う。

辛かったのは、やはりダブルボランチか。下田は湘南のスピードに追いつくのに必死なまま90分が過ぎてしまったという感じだろう。今の彼にはまだアジエルは手強すぎたかな、と感じた。ただ、狙いすましたボール奪取など光るプレーもあったので、ああした良い所を磨いていってほしい。その下田を横でフォローし続けた羽生先生は本当にお疲れ様。PKを与えた場面は、あの速いパスワークにきちんと追いついてボール奪取しかけたのだから、文句は言えないよね。

ということで、いよいよ他チームの結果によってはあと1勝で昇格決定、というところまでやってきた。J1復帰まであと一歩である。次は味スタで水戸との対戦。スパッと一発で決めるか、それともここでまたもつれてしまうのか。森重と今野（と徳永か）を欠いてまたメンバー的には苦しいが、いずれにせよ楽しみだ……などと言える余裕ができたのだから、やはり価値のある勝利だったんだよな、この試合は。
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    <title>モヤモヤ解消はまた再来年 （FC東京×東京ヴェルディ）</title>
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    <published>2011-10-30T15:55:00Z</published>
    <updated>2011-10-31T15:05:45Z</updated>
    
    <summary> FC東京 1-1 東京ヴェルディ　（J2第33節 味の素スタジアム） 　 　 ...</summary>
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<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982112&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 1-1 東京ヴェルディ　（J2第33節 味の素スタジアム）</strong></u></a>
　
　
2位鳥栖とアウェイで引き分けた後、国立で大分にまさかの敗戦。星勘定的にも重要な一戦となった東京ダービーは、曇り空の味スタで3万6千の観衆とともに観戦した。
　
　
序盤からピッチの各所でボール争奪戦が繰り広げられた。ヴェルディは全体をコンパクトに保ちつつ、巻・阿部の2トップを先頭にファウルも辞さぬ激しさでボールにアタックしてくる。対する東京は後方で回して時間を作り、高いDFラインの裏を狙う長いボールを織り交ぜながら機会をうかがう。5分、FKから東京ゴール前で混戦となるが、森重が辛うじてボールをかき出した。7分、森重の絶妙のアーリークロスをルーカスが頭で叩くも、ボールは際どくポスト左に外れ。

14分、バックパスに対して権田と森重がお見合いのような形になり、ヴェルディFWに詰め寄られてヒヤリ。19分、徳永をかわした阿部が左サイドをえぐってクロス、逆サイドから走り込む中谷が合わせる寸前に椋原がクリアした。全体的にヴェルディのプレスが強く、東京のパス回しにテンポが出ない。21分、谷澤が個人技で右サイドを抜け、オーバーラップの徳永が逆サイドへクロスを送った場面も、強引に狙った田邉のボレーはバーのはるか上を越えていった。]]>
        <![CDATA[その後はタイトな膠着状態がしばらく続いた。33分、右のスペースからフワリとDFをかわして切り込んだ田邉のシュートはGK柴崎がキャッチ。39分には田邉がボックス左手前でFKを獲得。谷澤のクロスを森重がバイシクル気味にシュートしたが、DFに当たって決まらず。逆に41分、自陣ボックス前で処理をまごついた梶山がボールを奪われるピンチ。高橋のクロスは逆サイドに抜けて命拾いした。

そして追加タイム。相手陣で倒された谷澤が早いリスタートで左サイドに展開し、田邉がインスイングのクロス。これをCBの間に走り込んだルーカスが頭で合わせ、弧を描くヘッダーは柴崎の手を弾いてインゴールへ。谷澤らしい相手の隙を突く好判断と、田邉・ルーコンの無駄のない好プレー。良い得点である。1-0。その直後、今度はヴェルディがボックス手前でFKを獲得し、菊岡のシュートが権田の頭上を抜くもバーに当たって決まらず。1点リードでハーフタイム。
　
　
後半、ヴェルディは頭から菊岡→河野の交代を行う。開始直後、谷澤が倒されながらCBの間へパスを通し、走り込む田邉がダイレクトで狙ったが柴崎の正面。48分、左サイドのつなぎからDFの隙間へスルッと入った中谷がミドルシュートを撃つがポスト右に外れた。しばらくは前半と同様に締まった雰囲気の攻防が続く。52分、ドリブルで仕掛けた羽生が、ボックス内で倒されるもノーファウル。54分には右から中へ切れ込む谷澤のシュートを柴崎がキャッチした。

ビハインドを覆したいヴェルディは57分、中谷に替えてマラニョンを投入し前がかりに。そしてその直後、森の仕掛けから右CK。ニアへの低く速いクロスに対して土屋と森重が競り合い、森重の足に当たって方向の変わったボールが右隅にゴールイン。森重のオウンゴールは残念だが、他のDFも棒立ちだったな。1-1。64分にはマラニョンがドリブルでボックスへ突入して倒れたが、これはダイブの判定。

後半中頃になると、両チーム疲れが一気に出たか足が止まり、中盤が空いて「行ったり来たり」の展開となった。特に東京は速攻を仕掛けたい場面でもアタッカーの人数が足りず、羽生が足をもつれさせる場面も。65分、田邉OUT石川IN。66分、左サイド椋原が速いクロスを入れ、ニアで羽生が合わせたが柴崎がキャッチした。72分、右CKを高橋が落とし、ファーで待つ今野がシュートするも柴崎がブロック。73分には高橋の鋭いミドルシュートがポスト左を抜ける。

74分、ワンツーで左サイドを突破した和田のクロスがFWに合いかけ、今野がきわどくクリア。押し込まれているという程ではないが失点の危険は高まっているようにも見え、思わず「はよ動かんかい、熊」と心の中で毒づく（笑）。と、78分、羽生→坂田の交代。坂田をセザーより優先させたのは意外だった。79分、攻め込んだところで石川がボールを失い、逆襲から河野のドリブルシュートがポスト右を抜ける。80分には椋原のクロスに坂田が合わせるが、枠外。

残り時間はなくなっていく。85分、石川が快足を飛ばしてクロスを入れ、ルーカスが頭で合わせるもDFに当たって枠外へ。86分、ようやくセザー登場。直後の87分、速攻で坂田から左のセザーへ展開、逆サイドへの折り返しをフリーの石川がシュートする大好機。「決まった！」と思ったが、柴崎のビッグセーブに防がれた。うー。追加タイムにはヴェルディが直接FKのチャンスを得るも、林のシュートはバーの上。結局、双方ヘトヘトのドローに終わってしまった。
　
　
<a href="http://umanen.org/blog/images/111030-03.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111030-03.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111030-03-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
何とも煮え切らないというか、モヤモヤが残ったというか。

シュート数は15対5。途中まで締まった雰囲気だったこともあってそれほど一方的な展開には感じられなかった。が、東京にしてみればここ2試合勝利を逃していることもあり、やはり勝っておきたい、あるいは勝つべき試合ではあった。時折見られた凡ミスや後半途中からのパフォーマンスの悪さは5連戦の疲労が理由だと思うけれど、ダービーへの期待を膨らましていたファンからすれば期待外れだったのだろう。試合後には一部からブーイングも聞こえてきた。

残念だったのは、後半途中から疲労でチーム全体の運動量が落ちていたのに、交代が遅れ気味になったこと。65分の田邉→石川はいいとして、ガス欠に見えた羽生が代わったのが78分、セザー投入に至っては残り5分を切ってからだ。シュート数の差に表れているように悪くない流れだったので迷ったのかもしれないが、味スタでのホームゲーム、まして大観衆を集めたダービーともなれば、もっと果敢に勝ちをもぎ取りに行ってほしいと僕は思った。ねえ大熊さん。

試合の途中までは「こりゃ<a href="http://umanen.org/blog/2011/05/post_563.html"target="blank">GWのダービー</a>に比べれば（両チームとも）ずっとマシだな」なんて思って観てたんだけど、終わってみればやっぱりモヤモヤが残ったという。ヴェルディとは来年は一緒のリーグでやれそうにないから、今年のうちに勝っておきたかったのにな。と、悔し紛れなのか余裕なのかよくわからないコメントは残しておこう（笑）。

個々の選手では、不出来の目立ったのが何人か。まずは椋原。守備に回った時に森に押され気味だったし、パスミスも多かった。あと今野もいつもの頼もしさがなく危なっかしいプレーが多かったような。梶山は「ダメな方」の日だったように見えた。森重は決して悪くなかったんだけど、オウンゴールがやや残念。出来が比較的良かったのはルーカス、羽生、田邉、谷澤か。谷澤以外は途中交代した選手。だからこそ交代が遅れたという見方もできるのだろうが……。

ということで、残り5試合。幸い2位の鳥栖は引き分けてくれたのだけれど、札幌・徳島が勝ったので4位との勝点差は「7」まで縮まった。まあ、とにかく慌てず勝点を積み重ねていくしかない。次の湘南戦は梶山・高橋の両ボランチが出場停止で、今野と権田も代表に拠出しなければならないかもしれないとのこと。いよいよ総力戦であり、監督の腕の見せ所ということになるのだろう。頑張ってや〜。
　
　
［追記］

本文に一旦「負けてくれた」と書いちゃった（後で直した）けど、鳥栖は引き分けだったのね。岐阜が2点リードしている途中経過を見た時点で脳内で負けたことになっていた（笑）。トヨグバがハットトリックか……どうもすいませんでした。
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    <title>カズとナオでお得感2倍！2倍！（横浜FC×FC東京）</title>
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    <published>2011-10-20T15:33:00Z</published>
    <updated>2011-10-30T13:59:34Z</updated>
    
    <summary> 横浜FC 0-1 FC東京　（J2第6節 ニッパツ三ツ沢球技場） 　 　 4月...</summary>
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<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=9006642&year=2011"target="blank"><u><strong>横浜FC 0-1 FC東京　（J2第6節 ニッパツ三ツ沢球技場）</strong></u></a>
　
　
4月9日開催の予定が東日本大震災によってここまで順延された第6節。平日夜の横浜開催と厳しい条件だったが、あと何回観られるかわからない「キングカズ」お目当てに現地へ足を運んだ。
　
　
開始直後に横浜の陣形を確認すると、フラットな4バックの前にアンカーの佐藤を置いてカイオが前に張る4-1-4-1フォーメーション。ベタ引きではなく全体をコンパクトに保って東京のパス攻撃を寸断しに来た印象である。しかし、序盤は局面での東京の優勢が目立つ。中盤の構成力と個々人のボール保持力の違いは明らかで、東京は余裕を持ってパスをつないでいるように見えた。そして時折DFラインの後ろを狙う縦のボール。「チャンス一歩手前」の場面が続いていく。]]>
        <![CDATA[嬉しいことに三浦カズは先発出場。横浜も本来はパスサッカー志向なのだろうが、全体的な劣勢の中ではやはりカウンター中心にならざるを得ない。だが、その中でカズは派手さはないもののよく走り、よくボールを追い、よく味方につないで目立っていた。16分にはカズを基点とする逆襲速攻から高地が最初のシュートを放つ。もっとも、全体的な東京の優勢は変わらない中での健闘ではあったのだけれど。

次第に東京の攻撃に拍車がかかる。18分、CKの二次攻撃から谷澤がゴールライン際をえぐってクロス、田邉が際どくシュートできず。21分、森重の直接FKをGK関がキャッチ。25分、ルーカスがCBの間で梶山のパスを受けて反転シュートするが、宇宙開発。26分、田邉のドリブルから右へ展開、谷澤のクロスに田邉がダイビングヘッドするがポスト右を抜けた。31分にはセットプレーから徳永がシュートし、ゴール前の混戦で今野が押し込もうとするもふかしてしまう。

次々生まれるチャンス。ところが、決めきれないでいるうちに東京の攻撃は手詰まりに陥ってしまう。横浜は東京のスピードやスキルにも慣れてきたか、東京が横浜陣までボールを運んでもなかなか崩されなくなってきた。43分、DFを振り切った徳永のクロスを田邉が頭で叩くがバーの上。終了間際にはプレー外で谷澤と藤田が接触し、両軍入り乱れて興奮する場面も。両手を振り上げる岸野監督と冷静に味方を諭すカズの対比が興味深かった。そして0-0のまま前半終了。
　
　
後半も東京の攻めあぐみムードは続く。最初のシュートはようやく53分、谷澤が右サイドから切れ込んで狙ったが、関がキャッチした。55分には田邉が細かいパス交換から左サイドをえぐり、戻したボールをどフリーの高橋がシュートするが、DFに当たって枠外に逸れてしまう。頭を抱える高橋。ここで東京は田邉に替えて石川を投入する。惜しかったのは60分で、スローインから椋原がボレーで速いクロス、羽生がシュートするもバーに当たって決まらない。うーむ。

横浜FCは相変わらず劣勢ではあるもののDFでは頑張りを見せ、パスも前半に比べればつながるようになった。62分、高地が左サイドに空いたスペースをスルスルッと持ち上がり、一気にえぐってゴール前に踊り出す。シュートは権田が防いだものの危ない場面だった。東京も66分、石川のクロスを逆サイドで受けた谷澤が細かいステップを踏みながら強引にゴール前へ持ち出すも、シュートは関に防がれた。

69分、羽生OUTでセザーIN。石川とセザーは積極的にドリブルを仕掛け、何度もシュートを撃とうとするが横浜DFがすんでのところで群がってブロックしてしまう。74分、石川のクロスにセザーが合わせた場面も枠外。75分、横浜はカズ→八角の交代。下がるカズに大きな拍手が送られる。79分には左サイドから今野→石川→セザーとつないで梶山がシュートしたが、案の定「コンバージョン成功」。行き詰まった東京の攻撃。スコアレスドロー濃厚に思えたのだが……。

ロスタイム、東京が最後の猛攻を見せるもまだ横浜は崩れない。そして残り1分を切った頃。中央のFKから徳永が右へ持ち出し前線へ蹴り込んだボールを横浜DFが懸命のクリア。だが、そこには石川がいた。ボックス手前に跳ねたボールを待ちかまえて迷わず右足一閃！ボレーで叩かれたボールは関の横っ跳びも届かず、あっという間にゴール右隅に吸い込まれていった。<strong><font size="4">ゴラッソー！！</font></strong>石川ナオの、いかにも彼らしい鮮やかな決勝ゴールで東京が劇的な勝利を収めた。
　
　
<a href="http://umanen.org/blog/images/111019-03.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111019-03.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111019-03-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
サヨナラホームランはやっぱり気持ちがいいな、と（笑）。

正直なところ序盤の戦いぶりを見た限りでは意外な苦戦だった。全体的にフィジカルやスキルの違いは明白で、横浜FCはサイドでボールをつなごうとすると高い確率でタッチを割ってしまうなど「12年前の東京ってあんなだったよな」と懐かしささえ覚えてしまったほどだ。東京の攻撃に対してどれだけ抵抗できるかな、いずれセットプレーとかでポコッと1点とって、それで問題なく勝てるのではないかと思ったのである。いや、僕の見込みが甘うございました。

途中から両チームのプレーに圧倒的な差が見られなくなり、接戦となったのはなぜだろう。東京が「おつき合い」したということなのか、それとも徐々に東京のプレーに適応した横浜がより頑張れるようになったのか。おそらく両方なのだと思う。横浜の選手は、ホームの意地もあったのだろう、先日霞ヶ丘で観た時よりもアグレッシブに来ていたし、守備の粘り強さ、特に後半の健闘ぶりは賞賛に値すると思う。そこら辺はさすが岸野監督、と言ってよいのだろう。

それと、カズのプレーにもやっぱり感心させられた。確かにドリブルやシュートにかつてのキレはないんだけど、でも守備はしっかり効いているし、つなぎはできるし、前半終了間際の揉め事のシーンでは落ち着いてクールダウン役も買ってでていた。「大人のプレー」を堪能させてもらったような。Jリーグ19年目で未だにカズの先発出場が観られる喜びよ！「あと何回観られるかわからない」なんて失礼なこと書いたけど、あと10回でも20回でも観たいぞな。

で、だ。そんな相手チームの健闘を考えれば、この試合で勝点3とれたのは東京にとって本当に大きいな、と思う。最近のパターンとは違う勝ち方であったし、苦しい展開の中でお待ちかねのヒーローがもたらした決勝点。初のリーグ戦7連勝（！）でもあり、何だか昇格へ向けてまた一つ階段を上ったような気がするのは僕だけだろうか。まあ、実際徳島が敗れたため（ヴェルディよくやった）、4位との勝点差は11にまで広がった。安全圏まであともう少しである。
　
それにしても石川のゴールは凄かった。技術の高さや見た目のインパクトもさることながら、この試合の横浜の頑張りを吹き飛ばし、リーグの優勝争いの帰趨さえを左右しかねないまさにスーパーな一撃だった。かつてのようにレギュラーでバリバリとは出られない現状であっても、彼のような選手が大事なところで仕事をしてくれるのは本当に嬉しいことだ。まだまだ東京にとって必要な選手である。つか、カズの定義によれば「ベテラン」は35歳以上だしね（笑）。

いやー、結果的には（後半44分までは微妙だったが……）実に良い気分でスタジアムを後にできる試合だった。こういうゲームなら平日夜開催でもさほど苦にならないね。うん。
　
　
［付記］

三ツ沢球技場に足を運んだのは本当に久しぶり。箱庭みたいなコンパクトさが独特の雰囲気を作っていて、やっぱりいいハコだと改めて思った。公園内の小さなフットボール専用スタジアムというのは日立台と同様だけど、スタンドの傾斜による観やすさなんかは三ツ沢の方が上かも。バックスタンド裏に団地（？）がある光景も相変わらずだったなあ。横浜FCのフラッグが掲げてある部屋もあったけれども、あそこの住人はタダでシーズンパスを持ってるようなもんだな。


［付記2］

今回の観戦は、予習として<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4106104059/aaaabl-22"target="blank"><u><strong>三浦知良著『やめないよ』（新潮新書）</strong></u></a>を読んでから臨んだ。5年間に渡る新聞連載をまとめたコラム集で、約40年に及ぶサッカー人生の中で培われたカズのとことんポジティブな姿勢やサッカー観、人生観がよく表れている好著である。

現役続行にかける気持ちについて何のてらいもなく「真っ白な灰になるまで」「ずっとやっていたいね。死ぬまでね。」と書いたり、横浜FCとの契約延長において「レアル・マドリードから素晴らしいオファーが来たら、どうなるかわからないけどね」とお茶目かましたり、とにかく元気をもらえる一冊。出場機会に恵まれず悩んでいる時期に行きつけの店でイチローにばったり出会い、思わず熱い軽口で励まし合ってしまう話など、面白いエピソードも満載だ。お薦め。
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    <title>粛々と進むべし （FC東京×ファジアーノ岡山）</title>
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    <published>2011-10-16T14:00:00Z</published>
    <updated>2011-10-30T15:12:39Z</updated>
    
    <summary> FC東京 3-0 ファジアーノ岡山　（J2第31節 味の素スタジアム） 　 　...</summary>
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<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982113&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 3-0 ファジアーノ岡山　（J2第31節 味の素スタジアム）</strong></u></a>
　
　
ここのところ体調が悪かったり家庭の事情があったりして東京の試合を生で観られなかったのだが、岡山戦は約1ヶ月ぶりに味スタで観戦。10月半ばとは思えない汗ばむ陽気だった。
　
　
立ち上がりから主導権を握ったのはホームの東京。岡山のフォアチェックを森重を軸とするパス回しでいなしつつ、谷澤・田邉への縦パスから攻撃を組み立てる。3分、谷澤のパスがDFの隙間に入り込んだ羽生へ通り、反転シュートはきわどくポスト左を抜けた。3-4-3（3-4-2-1？）の布陣を敷く岡山はウイングハーフが守備でほとんど効かず、東京攻撃陣へ効果的なプレッシャーをかけられない。東京は羽生の自在な動きとSBの攻撃参加も加え、一方的に攻めたてていく。]]>
        <![CDATA[10分、東京の右CK。谷澤のクロスはDFの間を抜け、森重のチョン、と足を出したキックがゴール左に決まった。あっけない先制点。1-0。直後の12分、オーバーラップした徳永のシュートをGK真子が横っ跳びで弾き出し、CKで森重が今度はドンぴしゃのヘッダーを撃つがこれも真子がセーブ。17分には、梶山の好フィードから田邉が左サイドで粘ってクロスを上げるも、谷澤のヘッダーはバーを越えた。もちろん東京ゴール裏からはお馴染み「枠飛ばせ！」コール（笑）。

しかし、前半も半ばになると暑さもあってかユルい雰囲気が漂いだし、パスの出し手と受け手で呼吸の合わない場面が増え始めた。一方の岡山はようやくサイド攻撃が機能し始め、クロスの入る場面も見られるように。そして27分、小林がボックス左手前から撃ったループシュートは権田の頭上を越してバーを直撃、はね返りに澤口が詰めるピンチとなったが、シュートは権田が体を投げ出してセーブ。これは危なかった。

ところがこれで目が覚めたか、東京の攻勢に火がついた。34分、梶山の展開パスから徳永が右サイドで勝負してクロス、椋原のシュートはDFに当たったものの、ボックス正面にこぼれたボールに高橋が詰め、突っかけるDFをひらり一回転してかわしてから右足一閃！地を這うシュートは真子の横っ跳びも届かずゴール左隅に決まった。ある意味東京らしからぬ、華麗というかエレガントというか（同じか（笑））、<strong><font size="3">「王子様シュート」</font></strong>とでも呼びたい得点。2-0。

東京ペースは続く。36分、徳永からのロングフィードを前線のルーカスがきれいに収め、DFを置き去りにして突進。「あとは決めるだけ」の大チャンスだったがシュートは左に外れてしまった。さすがはルーコン。そして40分、左サイドから羽生がフワリと浮き球を入れ、ボックスに入った梶山が超巧みなトラップでDF2人を翻弄してから左足でゴール右に突き刺した。やっぱり10番、上手いことは上手い。3-0。東京が大量リードを奪って試合を折り返すことになった。
　
　
後半開始直後、ルーカスのポストプレーから高橋の強烈なミドルシュートがポスト右を抜け、大量得点の期待が高まった。が、それに反してというべきか、東京はあくまで省エネモードの徐行運転。ややまったりとした空気の中で両チームが攻め合う展開となった。幾つか上がった岡山のクロスは今野や権田がはね返す。53分、逆襲速攻の場面で椋原からフリーの田邉へラストパスが通るも、ループシュートはバーに当たって決まらず。これは入れてほしかった。

余裕で試合を進める東京は58分に羽生→石川、67分に田邉→坂田と選手交代。岡山の方も選手を入れ替えながら反撃を図り、59分には左サイドをパスワークでえぐってからフリーの千明がシュートするが、左に外れてしまった。後半の半ばを過ぎると東京のミスがまた増え、岡山のポゼッションが高まっていく。それでもシュート等に持ち込む場面は東京の方が多いのだけれど。71分、ルーコンOUTでセザーIN。

76分、ボックス手前で跳ねたボールを石川がボレーで叩き、ドライヴのかかったボールがわずかにバーを越える。2年前に石川が点をとりまくっていた頃を一瞬だけ思い出した。80分、岸田が撃った強烈なミドルシュートは権田ががっちり押さえた。82分には坂田の裏をとった澤口がゴール前へ持ち込んでシュートするも、権田が弾いて枠外へ。85分、浮き球に反応して左サイドに飛び出したセザーがトゥキックで真子を抜いたが、ボールはポスト右を抜けてしまった。

気がつけば3分の追加タイムへ突入。岡山が意地の波状攻撃を見せ、澤口がゴール至近でシュートを撃つ場面もあったが、またしても権田が防ぎきる。結局3点差のまま試合終了となった。
　
　
<a href="http://umanen.org/blog/images/111016-03.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111016-03.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111016-03-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/111016-04.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/111016-04.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/111016-04-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
東京にしてみれば、やや抑え気味に戦った前半で上手い具合に3点とれたので、後半は無理せず少し流して戦った。そんな試合だったのではなかろうか。

得点3対0、シュート数21対10。数字的にも内容的にも東京の完勝と言ってよい結果である。にも関わらず少し物足りないような感じがしてしまうのは、やはり前半の中頃と後半の多くの時間帯において「中だるみ」があったせいだろう。見た目にもミスは多くなっていたし、存在感のなくなっている選手もいた。ただ、28度を超える暑さに加えて5連戦の初戦である。ある程度の省エネはやむを得ないようにも思えた。

意識して良かった点を取り上げるならば、前半のパスワークだろうか。相手の守備ブロックの周りを漫然と「回す」だけでなく前方の選手に「差し込む」パスやが比較的多くなっていたし、2つ以上のパスコースを作る動きも以前に比べれば増えた。少なくとも昨年の不調時よりは改善されていると思う。あとは、それをもう少し長い時間、あるいは勝負所で意識的に継続できるかどうか。まあ、言うは易し、だけど。

もしくは、後半もペースを落とすこと自体は良いとして、スパッと1本だけでもカウンターを決められれば全然印象が違ったんだろうなあ、とも思う。そういう意味でも53分の田邉のループシュートは決めてほしかった。<strong><font size="3">つか、3-0で「内容ガー」なんて、どんだけ贅沢やねん俺らは（笑）！！</font></strong>

個々の選手では、まず高橋。上にも書いたように2点目のゴールは本当にお見事で、思わず「オーッ！！」と大声を上げてしまったほど。7月の鳥取戦でもいいのを決めてるけど、あのミドルシュートは魅力的である。加えて彼は守備の方も着実に良くなっていて、課題はフィードの精度を上げることか。そこも伸ばせれば、もしかすると今年の東京の一番の成果は彼の成長、なんてことになるかもしれない。

攻撃陣では、羽生とルーカスは相変わらず精力的な働きぶりで「お疲れ様」。谷澤と田邉はもうちょい得点の匂いが強くなるといいわな。梶山と徳永は気合が入った時は凄いけど、ちょっと気が抜けるとポカをやるのは相変わらず。セザーには点をとらせてあげたかったね。今野・森重はＪ２では盤石、というか早く上のカテゴリーでやらせてあげたい。権田は、優勢な試合展開の割には出番が多かったかな。でもきちんと集中力を切らさないあたりはさすがだな、と。

ということで我らが東京、この勝利（6連勝！）で勝点60に一番乗りとなり、かつ2位（鳥栖）との差は7にまで広がった。元々戦力的には他を圧するものがあるチームなのだから、まだ安全圏には至らないまでも「最大の敵は油断」くらいは言ってもよいのではなかろうか。残り9試合、とにかく粛々と勝点を積み重ねていくことが大事である。とりあえず東京ダービーまでの連戦を無事に乗り切れれば、だいたいそこで目途がつくのではなかろうか。その先は……。

まあ、まずは次戦、水曜日の横浜FC戦を楽しみに待つことにしよう。キング・カズも観られるし（たぶん）。
　
　
［付記］
そういや、岡山にはストヤノフが在籍しているので今回観られるかと思って楽しみにしていたのだけれど、残念ながらベンチにも入っていなかった。怪我でもしてるのかな？ファジアーノは最近のJリーグでは少数派の3バックのDFラインを採用していて、それはサイド攻撃重視と同時にストやんをリベロの位置に置く「ストヤノフシフト」でもあるのかな、とちょっと思ったのだがどうなんだろう。
　]]>
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    <title>むっくん砲に萌え萌えだぜ （FC東京×京都サンガ）</title>
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    <published>2011-09-11T13:45:00Z</published>
    <updated>2011-10-16T08:05:01Z</updated>
    
    <summary> FC東京 6-1 京都サンガF.C.　（J2第27節　味の素スタジアム） 　 ...</summary>
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<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982115&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 6-1 京都サンガF.C.　（J2第27節　味の素スタジアム）</strong></u></a>
　
　
栃木・富山・栃木に1分2敗と、首位に踏みとどまるか失速するかの分かれ目的な状況で迎えたひと月ぶりの味スタ開催。まだ蒸し暑さの残るスタンドで観戦した。

キックオフからしばらくは、どちらかと言えば京都優勢で試合が進んだ。京都はラインを高く保って前目からプレスをかける積極性を見せ、東京はボランチからのパス出しを度々カットされてしまう。ならばと前線を直接狙う長めのパスも収まらず、なかなか前に進めない。10分、京都はショートカウンターから森下のスルーパスで宮吉がゴール前に飛びだし、塩田の脇を抜いてあっさりと先制点をゲット。0-1。

反撃したい東京だが、しばし攻めあぐむ時間が続く。選手間の距離が遠すぎたり、逆に集まりすぎてスペースを失ったり……暑さのせいもあるのかパスのテンポも緩急がなく間延びしがちで、京都の方が真っ直ぐゴールに向かっている印象だった。18分、右サイドを突破した徳永のクロスにルーカスが走り込むも、寸前でDFがカット。24分、伊藤の糸を引くような強いミドルシュートを塩田が弾き出す。]]>
        <![CDATA[唐突な同点ゴールは30分。梶山のパスで右サイドに回り込んだ田邉が速いクロス、ルーカスがDFと競りながら叩きつけたヘッダーは大きく弾み、うまいことGK水谷の届かない弾道を描いてゴールイン。1-1。ラッキーにも見えた得点だが、これでようやく東京の攻撃エンジンがかかる。33分、田邉のドリブル突破からのこぼれ球を羽生が渾身のボレーで叩き、強烈なボールを水谷が反応鋭く弾き出した。

そして35分。中央でキープした田邉をこの日左SBに入った椋原が猛然と追い越し、すかさず出たパスで左サイドを抜ける。椋原は切り返しでDFを外して迷わず右足を一閃！撃ち出されたボールは30mほどの距離を飛び、横っ跳びの水谷も届かずゴール右隅に吸い込まれていった。<strong><font size=4">スッゲー！！</font></strong>弾丸ライナーではなく、長い滞空時間できれいな弧を描くロングシュート。蹴ってから決まるまでの間にすごくワクワクした。2-1。

ラスト10分も田邉のボールタッチから幾つかいい展開があり、椋原も調子づいて度々オーバーラップ。若手好きには「ヒャッホー！」のムードで前半終了となった。
　
　
後半、京都はドゥトラを投入して反撃を図る。が、開始直後の46分に東京の右CK、谷澤のクロスにフリーで躍り込んだ森重のヘッダーがゴールネットを揺らして3-1。盛り上がる東京側スタンド。いい雰囲気だ。50分にはゴール前で京都の波状攻撃となり、伊藤のシュートのはね返りをさらに駒井がシュートするも、ポスト右を抜けた。余裕の出た東京は個人技で相手をいなす場面も目立つように。

56分、ボックス前で森重の長いグラウンダーパスを受けたルーカスが左右へのフェイントでDFをかわして左足で狙いすましたシュートを撃ち、ゴール左上に決まって4-1。なんかもう「撃てば入る」という感じである。ところが58分、流れるようなカウンター攻撃からラストパスを受けた谷澤のシュートはサイドネットに外れてしまう。ここら辺はさすがの芸風というべきか。一方の京都は前がかりになろうとして果たせず、かえって守備だけがユルユルになった感じ。

その後も東京は攻撃の手を緩めない。椋原は相変わらず果敢な攻撃参加を見せ、しかしシュートはふかしまくって2点目はならず（笑）。66分、左サイドから椋原がえぐり込んでニアの谷澤に折り返すも、DFがカット。71分、羽生OUTで石川IN。対する京都も内藤・アライールを入れるが流れは変わらない。74分、左から切れ込んだ石川のミドルシュートを水谷が弾き、谷澤が詰めるも押し込めず。

80分、梶山から絶妙のスルーパス、CBの間を谷澤が割ったがシュート寸前に倒されてしまう。ノーホイッスルに両手を上げて抗議する谷澤……って、毎試合この光景を見ているような気がするな（笑）。84分、谷澤のスルーパスで抜けかけた石川をアライールが後ろから倒し、やや厳しい一発退場の判定。そしてこのFKをルーカスが鮮やかに左隅に決めてまたゴール。つーか、ハットトリックっすか！5-1。

ここまででもうお腹一杯の内容だったのだが、さらに追加タイム、石川が後方の浮き球に反応してオフサイドギリギリで前に飛び出す。石川は一気に駆け上がって右サイドからボックスへ入り、GKとDFを引きつけたところで逆サイドへパス。これを途中出場の坂田がやや足をもつれさせながら押し込んだ。なんと6-1である。文句のつけようのないスコアで試合終了。
　
　
大笑いの試合だった。鬱憤がたまっていたところでそれを晴らすような大勝、という形は5月のアウェイ同カードと全く一緒。今季の京都とはよほど相性が良いと見える。

前半途中までは、決して褒められる内容ではなかった。全体的に動きが少なく、低めの位置からはつなごうとしてつなげず、ならばと前線を狙う縦パスも雑で効果は薄かった。「前目からプレスをかけられた時の（特にボランチ周りにおける）対処」という課題はクリアされたわけではない。1点目は正直ラッキーだったし、その後は京都の自滅的な守備のユルさと個人能力の差に助けられた感じだった。

まあ、それでも、当たり前のことながら、ホームで5点差の圧勝はめでたいな、と。同点に追いついてからは個々の選手が伸び伸びと自分らしさを出せて、今年の東京の長所が発揮できた。後半、前に出る相手の背後をきちんと突けたのも良かった。この勝利を機にまた良い波に乗れればいいな、と思う。ちなみに今シーズン味スタでは7勝3分け（5連勝！）の負けなし。昨年の惨状に比べれば雲泥の差である。

MVPは田邉草民。視野の広さと技術を生かして幾度も良い攻撃を作ってくれた。本当に、草民が気分良くプレーできるかどうかで攻撃の質が全然違うんだよな。もう1人の攻撃的MFの谷澤がやや器用貧乏なタイプなので、変化をつける意味でも彼の存在は大きい。次点は椋原か。元々右足クロスが得意技の選手だし、慣れない左SBで大丈夫かと思ったけど、まさかのオーバーラップ連発にむっくん砲炸裂。この日はスタンドに彼女でも来てたのだろうか？萌えたぜ。

……と、ここまで書いて気づいたのだが、ルーカスを忘れてた（笑）。3得点は文句なしに勝利の立役者だ。やっぱルーカスがMVP！いや、まさかもう一度ルーコンのハットトリックを目にすることができるとは思わなんだ。確か<a href="http://umanen.org/diary/2004/0410-2.htm#1013"target="blank">2004年のナビスコ杯準決勝</a>以来だよな。7年ぶりか……。

他の選手では、今野は代表帰りで体力的にもキツかったと思うのだが、盤石の出来だった。素晴らしい。森重も負傷をおして頑張ってくれた。羽生と徳永はちょっと大人しかった印象だけど、余裕のプレーをしてくれたのかな。ボランチコンビはいつも通りの出来か。塩田はフィードがキックもスローも精度がかなり低いように見えたのだが。石川は久しぶりに「らしい」プレーを生で見たような気がする。

あと、坂田ね。ボールを触る機会が少なくて、髪が短くなってたこともあって点を決めるまで入ったのにも気がつかなかったんだけど（笑）、とにかく初得点はお見事。サンキュー坂田！
　
　
［付記］

しかし、青赤のユニフォームを着ている坂田がゴールして喜ぶ姿を見るのは、個人的に大変感慨が深かった。谷澤にしろ坂田にしろ近県のライバルチームにいる「くせ者」で、いい選手なのは認めながらも「こいつにやられたらムカつくなー」とずっと思い続けてきた存在だったから。我が家で「しゃくれ」とか「アホの坂田」とか呼んでたのは内緒である（笑）。いや、ホント来てくれて嬉しいよ。
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    <title>ブルーレイの威力、『ブレードランナー』の魅力</title>
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    <published>2011-08-18T14:30:00Z</published>
    <updated>2011-08-22T02:37:35Z</updated>
    
    <summary> 少し前の話だけど、Amazonでパイオニアのブルーレイプレーヤーが定価の7割引...</summary>
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            <category term="映画" />
    
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        <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003GQSYI0/aaaabl-22"target="blank"><img alt="51IL6W-Uf6L._SL500_AA300_.jpg" src="http://umanen.org/blog/images/51IL6W-Uf6L._SL500_AA300_.jpg" width="150" height="150" /></a><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003GQSXUY/aaaabl-22"target="blank"><img alt="61MywSAGEUL._SL500_AA300_.jpg" src="http://umanen.org/blog/images/61MywSAGEUL._SL500_AA300_.jpg" width="150" height="150" /></a>
少し前の話だけど、Amazonでパイオニアのブルーレイプレーヤーが定価の7割引き（笑）くらいになっているのを見つけて衝動買いしてしまった。初めてのブルーレイプレーヤー。せっかくだからまずは高画質を堪能しようと<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003GQSYI0/aaaabl-22"target="blank"><u><strong>『2001年宇宙の旅』</strong></u></a>と<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003GQSXUY/aaaabl-22"target="blank"><u><strong>『ブレードランナー ファイナルカット』</strong></u></a>のブルーレイ版も購入した。
　
　
で、さっそく観てみたのだが……ちょっとビックリしたっつーか、想像以上の凄さだった。我が家の26インチテレビ（コンポーネント接続）でもDVDより段違いに画質が良いのがよくわかる。

例えば『2001年〜』なら、「人類の夜明け」のアフリカの大平原や吸い込まれるような星空の中を進んでいく<a href="http://yuyuu.iza.ne.jp/blog/entry/1316756/"target="blank">ディスカバリー号</a>。『ブレード〜』なら、タイレル社ビルの巨大壁面をはじめとして、未来のロサンゼルスをなめるように描いた<a href="http://yoshi-s.blog.so-net.ne.jp/2008-06-12"target="blank">空撮シーン</a>。いずれも肉眼じゃ追い切れないんじゃないかと思うくらいに精細で、息を飲むほど美しい。]]>
        <![CDATA[もちろん音質も素晴らしくて、もう全ての場面が官能的ですらあるというか。こりゃあDVDには後戻りできないな、と。まあ今はまだブルーレイ版のないソフトが大半だけど、この2作品みたいに両方出ていたら（そして廉価版があるのであれば）間違いなくブルーレイを買い直したくなると思う。つか、ブルーレイの次の規格も開発が進んでいると聞いたけど、個人的にはもうこれ以上は要らないんじゃ？と思わないでもない。旧作のソフト化に関しては。

別の見方をすれば、『ブレードランナー』（の最初のバージョン）は1982年（29年前）、『2001年宇宙の旅』は1968年（43年前！）に公開されているわけで、何十年もの時を経ても映像美と遠大なコンセプトが全く古びていない両作品は本当に凄い映画なんだな、と改めて思わされた。いずれの作品でもSFXを担当しているダグラス・トランブルはマジですげえ。
　
　
ついでに、これらの傑作を今回観直してみた感想なぞ。<a href="http://umanen.org/blog/2010/08/post_525.html"target="blank">『2001年宇宙の旅』については1年前に劇場で観た際に詳しく書いた</a>ので、『ブレードランナー ファイナル・カット』について。

『ブレードランナー』には周知のとおりいくつかのバージョンがあるけれど、僕はとってつけた不自然なエンディングの劇場公開版よりも、リドリー・スコット監督が本来の意図の下に編集したこの『ファイナル・カット』の方が断然好きだ。それは、後者の方がディックの原作（『アンドロイドは電気羊の夢を見るか？』）に近く、よりもの悲しいお話となっているから。

『ブレードランナー』（とその原作）の物語的な魅力は、滅び行く世界の中で生を限られた存在たちが互いを受け入れたり拒絶したりしながらあがく、そのもの悲しさにあると思うのだ。だから無理にハッピーエンドに落とし込まない編集でこそロイ・バッティの最期の台詞も生きてくるし、デッカードの出自に関する仕掛けもレプリカントと人間の尊厳を描く上で効果的に思えてくる。

つまり「やがて全ては消えていく。雨の中の涙のように……」なんだけど、だからこそ、その限られた生を精一杯生きることで人は人たりうるのだ、と。

もっとも、原作と映画を並べてみると、人間とレプリカントの区別がわからなくなって、という「悩みの構造」は同じでも、原作は「しかし両者は根本のところで違う」という展開になり、逆に映画は「その区別に意味はない」という結論に至るのだが。まあ、もの悲しい無常観に違いはなく、両者に物語としての優劣はないように僕には思える。映画の方が前向きな意志が見えるかな。

いずれにせよこの映画、SFXはもの凄いけど、主人公は弱っちいしアクションは大したことないし物語は暗くて結末はすっきりしないしで、万人向けかというと疑問ではある（実際、公開時には興行的に成功しなかった）。でも、しっかり意味を受け止めることさえできれば、見終わった後に深く静かな感動が残る作品でもあると思う。あとはレイチェルがもう少し可愛い女優さんだったら……。
　
　
［付記］

僕は若い頃、ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか？』を読んでも「なんてジメジメして見栄えのしない話だろう」と思ってあまり好きになれなかった。でも10年ほど前に再び読み直してからだんだん好きになってきて、ここ数年は最も好きな小説の1つにまでなっている。多分、結婚したせいもあるんだろうな、と思う。外で仕事して冒険して浮気して、疲れ果てて帰ると朝は怖かったカミさんが優しく迎えてくれる、という物語が身につまされるというか（笑）。

いや、わしゃ浮気はせんけどな。
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    <title>『地には平和を』</title>
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    <published>2011-08-15T14:00:00Z</published>
    <updated>2012-01-10T14:12:13Z</updated>
    
    <summary> 先日亡くなった小松左京さんのSF実質デビュー作『地には平和を』を読み直した。文...</summary>
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            <category term="本" />
    
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        <![CDATA[<img alt="51MDXQA0NDL._SL500_AA300_.jpg" src="http://umanen.org/blog/images/51MDXQA0NDL._SL500_AA300_.jpg" width="200" height="200" />

先日亡くなった小松左京さんのSF実質デビュー作『地には平和を』を読み直した。文庫は全て絶版になっているようだが、同作が収録されている<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4894564769/aaaabl-22"target="blank">ハルキ文庫「時の顔」</a>の中古をアマゾンで見つけたのですかさず購入。


『地には平和を』のストーリーはこんな感じだ。舞台は1945年10月末、広島に投下された原爆が不発に終わり、8月15日のクーデターが成功して本土決戦へ突入した日本。少年兵ばかりの「黒桜隊」に所属する15歳の河野康夫は、押し寄せる米軍に追われながら天皇が立て籠もる信州目指して逃亡を続けていた。ある日康夫はついに米軍の銃火を浴び爆発で投げ出されて瀕死の状態に陥るが、そこに「Tマン」と名乗る謎の金髪男が現れて……。

粗筋からわかるように、これはパラレル・ワールドものにタイムトラベルの要素を組み合わせた正統派のSF小説だ。日本の本土決戦は未来からやってきた狂人が引き起こした「時間犯罪」だった。無謀な戦いが引き起こす膨大な悲劇を横目に見ながらタイムパトロールは懸命の捜索を続け、ついに犯人を逮捕する。そして1945年秋の「間違った歴史」が消去されるまでの僅かな間、パトロールの一員であるTマンは康夫に「本当の歴史」を見せてやるのだった。]]>
        僕がこの小説を好きな理由は、「本土決戦に至った」日本と「8月15日で戦争が終わった」日本のコントラストを鮮やかに描ききっているから。康夫の逃亡劇にせよその合間に挿入される本土決戦の経緯にせよ、現代からは想像を絶するほどの悲惨さに満ちている。飢えた兵士は次々と無残な死を遂げ、女子供は自決し、惨めな逃亡兵は同胞の密告でさらなる窮地に陥る。そして3発目の原爆。そこにあるのはただ絶望だけだ。戦後の平和とのあまりの落差。

中学生の時に終戦を迎えた小松さんは、自分も本土決戦で死ぬものだと思っていたそうだ。作中の2人の康夫、つまり勝ち目のない決戦で死を待つ15歳少年と戦後の平和の中で妻子とともにピクニックを楽しむ30男は、いずれも小松さんの分身に他ならない。だから、彼らがその中で生き、あるいは死んでいく「戦争」と「平和」の描写にはまさに当事者の目で見ているような迫真性がある。久方ぶりに読んでも変わらずみずみずしく、それでいて重い小説であった。

もちろん、歴史の虚と実、影と光を同時に一つの物語の中で見事に表現できているのはSFという方法論のお陰でもある。今では信じがたい話だけど、当時は「SF」というジャンルそのものが異端扱いされていたのだそうだ。しかし、にも関わらずこの堂々たる筋立て。その後の小松左京という作家の活躍ぶりを考え合わせても、おそらく本作は黎明期日本SFを代表する傑作の一つと言って良いのだろう。


実は3月11日に東日本大震災（と福島第一原発の爆発事故）が起きてからずっと、僕の中で小松さんの小説が読みたい気持ちが強まっていて、実際に何冊かは読み返したのであった。何しろ小松さんは「大いなる災厄と、それに立ち向かう人々の姿」を何度も何度も描いてきた作家だったから。今読まなくてどうする、と。『日本沈没』『復活の日』『さよならジュピター』、etc。そして中でも今最も読みたくて、かつ読めなかったのがこの作品だったのだ。

今回の震災は、直接の被災者でない僕たちにもこの社会や日常生活、享受している平和の脆さと危うさを突きつけてきた。だからこそ、歴史には常に悲劇と平和の両方の可能性があること、いずれにせよ今ここにある歴史を生きねばならないこと、仮にその歴史=本当の歴史が平和なものであるのならばそれはこの上なく貴重なものだし、固く守っていかなければならないこと。それを僕は確認したかったのだ。そしてこの小説を読み返すことで、できた、と思う。


この作品のラストシーンは何度読み返しても感動的だ。狂人の手から取り戻された「本当の歴史」（それは僕たちの歴史でもある）における戦後の菅平高原。商社マンとなっている康夫は妻子とともにピクニックに興じていたが、彼の息子が（消滅したはずの歴史から飛ばされてきた）「黒桜隊」のバッチを拾ってしまう。康夫の意識の片隅を一瞬奇妙な暗い感情が吹き抜け、目の前の美しい光景やその時代全体が色あせ、腐敗臭を放ち、おぞましく見えてしまう。

だが、それはまばたきする間の事でしかない。康夫は愛する子供を抱き上げ、深紅の落日の中でその「黒い小さいもの」を草むらへ捨てさせる。「おなかすいた」といばっていう子供。夕焼けこやけで日が暮れて……平和とはなんと貴重で尊いものなのだろう。小松さんが高らかに宣言するこのくだりは、若い頃読んだ時も感動したけれど、自分が結婚して子供も授かった今はその頃とは比べ物にならない。地には平和、天には光を。本当に、今はただただ、そう思う。


小松さんが先日亡くなってしまったのはとても悲しいことだけど、彼が素晴らしい作品を何冊も何冊も残してくれた事実に変わりはないし、少年時代に出会って傾倒した（筒井康隆さんと並んで最も影響を受けた作家だ）僕としてはいくら感謝してもしきれない。特に、この作品については、いつか自分の子供にも読んでもらいたいと思う。もしも彼女が読まなかったとしても、どこかで話を聞かせてあげたいな、と。

2011年8月15日の午後、黙祷を捧げながらつらつらとそんな事を考えた。小松左京さんと、そして先の大戦で亡くなったたくさんの方々のご冥福をお祈りします。
　
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    <title>ガマン比べは、東京の勝ち（FC東京×ザスパ草津）</title>
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    <published>2011-08-14T14:00:00Z</published>
    <updated>2011-08-14T14:28:44Z</updated>
    
    <summary> FC東京 1−０ ザスパ草津　（J2第24節　味の素スタジアム） 　 　 東京...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://umanen.org/blog/images/110813-01.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/110813-01.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/110813-01-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982940&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 1−０ ザスパ草津　（J2第24節　味の素スタジアム）</strong></u></a>
　
　
東京8月唯一のホームゲームは、<a href="http://umanen.org/blog/2011/05/post_567.html"target="blank">前回正田醤油スタジアムで敗れている</a>ザスパとの対戦。蒸し暑さの残るお盆の夕べ、味スタで生観戦した。

開始直後、森重の背後をとって快走したアレックスのシュートを塩田が弾き出す。草津はFWもフォアチェックに意欲を見せ、意外と積極的な印象だった。だが、森重・今野らが落ち着いたパス回しでプレスをいなすと、すぐに東京がボールを支配するように。5分、田邉→梶山→ゴール前の羽生へ縦につながるが、オフサイド。その直後にはセザーの強引なドリブルシュートがポスト右を抜けた。

主導権を奪われた草津は無理せず、引いて守りを固める形に。東京ファンにとっては最近見慣れた「ハーフコートゲーム」となった。14分、攻撃参加した徳永の丁寧な折り返しがボックス内の梶山に通るが、トラップ失敗で逸機。17分、ポストに入った羽生とのワンツーから田邉がミドルシュート、GK北がキャッチした。分厚い守備に気温の高さも加わっていつも以上のスローペースだが、動き自体は悪くない。草津の数少ないカウンターも森重・今野がシャットアウト。]]>
        <![CDATA[23分、ボックス手前でセザーが獲得したFK、左隅を狙う森重のシュートを北が横っ跳びで弾き出す。これもあと一歩。だが、さすがに30度を超える暑さはきつい。30分頃からは東京の攻撃がさらにまったりし（逆に言えば草津がよく我慢して）、やや膠着状態に。37分には右FKから谷澤のクロス、森重が頭で叩きつけるも枠には飛ばず。結局、0-0で前半終了。終了直前には高橋とアレックスが絡んで興奮するなど、神経戦の様相も呈し始めた。
　
　
後半立ち上がりは草津が意欲的な攻撃を見せ、クロスを北斗がゴール方向へクリアする危ない場面も。しかし、その直後にセザーが松下を振り切ってドリブルシュート。すぐに東京がペースを奪い返した。53分、再びセザーがハーフウェー付近からDFをかわしつつ突進、シュートはきわどくポスト左を抜けた。惜しい！59分にも谷澤のラストパスからセザーがシュートしたが、北に防がれる。たくさん撃ってはいるのだが……この日はセザーがヤザー病ってか。

61分、羽生が虚を突く飛び出しを見せてから波状攻撃となり、最後はボックス内で谷澤が倒れるも、ダイブの判定で谷澤にイエローカード。つーか、いくら何でもわざとらしすぎだろ、という感じだった。65分にはボックス正面で田邉が倒されてFK。森重が今度は右隅を狙ったが、ポスト直撃で決まらず。あと一押しがほしい東京は田邉に替えて石川を投入。スタンドの声援も一段増し、攻勢が強まっていく。

そして67分。DFのギャップを狙ってスタートを切る谷澤目がけて北斗がミニパント。きれいに抜けてボックス内でしっかり収めた谷澤がゴールへ向かおうとしたところ、DFに後ろから腕を引っかけられ、今度こそ正真正銘のPK。満面の笑みで味方とハイタッチをかわす谷澤。曲者め（笑）。これをセザーが左隅に強く蹴り込んで東京先制。谷澤はこないだ譲ってもらったから、そりゃ今回はセザーだよな。１−０。

そこからは東京が延々回しながら時間を使っていく。71分、右CKが逆サイドに抜けたところを今野が詰めたが、左ポストを直撃。72分、オーバーラップの高橋の折り返しを谷澤がシュートするも、北が押さえる。草津は次々新しいアタッカーを入れるが形勢は変わらず、東京もセザー→ルーコン、羽生→達也と入れ替える。終了間際にはカウンター攻撃で石川のシュートを北が弾き、ルーコンが押し込むか、というところで惜しくも合わず。そのまま試合終了となった。
　
　
<a href="http://umanen.org/blog/images/110813-02.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/110813-02.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/110813-02-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a><a href="http://umanen.org/blog/images/110813-03.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/110813-03.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/110813-03-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
まあ、雪辱を果たせて良かったな、と。正直J2相手に2試合とも勝てないのはちょっと癪だし、前橋で当たった時とは別のチームであることを示せたかな、と。

試合全体としては、最近のホームで見慣れている展開だった。序盤だけ前に出る相手をいなして、後はべた引きの相手に対してボールを持ち続けてどう崩すか、という90分。ただしこの日は気温も湿度も高く、選手たちにとっては相当に厳しいコンディションだったのではなかろうか。前半の終わり頃は東京も攻めあぐんで、どちらが最後まで冷静に集中力をもってやり続けられるかというある種の「ガマン大会」のようにも見えた。熱湯風呂、というほどではないけれど。

で、結果は、後半半ばにPKで得た1点をほぼ危なげなく守りきっての1-0勝ち。シュートの本数（20本）や先制してからの草津DFのばらけ方を考えればもう1点欲しかったが、きっちり勝ちきったことは素直に嬉しい。前半終了間際にエキサイトする場面もあったのに、後半落ち着いてペースを作り直せたのも良かった。ホント、完敗した前回とは完全に力関係が逆転していた訳だから。「草津にラフィーニャがいたら違ったかもよ」とかそういうことは言わない（笑）。

MVPはロベルト・セザー。PK以外シュートは決まらなかったけど、攻撃が停滞しかけたところで何度も強引な突破からシュートまで持っていって、相手を脅かし続けた貢献は大きい。パスコースを作る動きとかもそれなりにやっているし、東京らしい外国人選手だなと思う。谷澤も良かった。ダイブをとられた後でPKを獲得するあたりはさすがとしか言いようがない。さすがは東京のトリック・スターというか、相手にしてみればあの笑顔のハイタッチは腹立つよなあ。

梶山は、前半はフォローや前線に飛び出す動きが良かった。後半は自重したのかな。田邉はちょっと不安定なんだけど、彼がいないと攻撃が力任せになるんだよね。石川はもう少し長い時間見てみたい。高橋はややミスが多かった印象。羽生は飛び出しからポストプレーから、いつもいつもお疲れ様です。守備陣では、徳永が好調を維持していて頼もしい。今野と塩田は盤石だった。森重は相変わらずちょっと気を抜くことがあるね。北斗は、良くも悪くも北斗というか。

しかし、もの凄い贅沢を言わせてもらうと、なんか下位相手のホームゲームだとだいたい同じような展開で勝てるようになってきて、ちょっとつまらないぞ、と（笑）。逆に言えば、来年もこんな感じだと観てる側としてはちょっとたまらんわけで、今年1年で石にかじりついても昇格しなきゃいけないと改めて思うのだ。とにかくよろしく頼む！来年は辛勝とかでいいから、ぜひJ1で。

（などとナメた事を書いていると、また絶不調になったりしてな。やはり一戦一戦大切に勝点を積み上げていかないと……とフォローしておこう（笑）。）
　]]>
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    <title>絶望に次ぐ絶望、だが ／ 『戦場のピアニスト』</title>
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    <published>2011-08-12T14:55:00Z</published>
    <updated>2011-08-13T00:52:24Z</updated>
    
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        <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002P489O8/aaaabl-22"target="blank"><img alt="51GnmR1kdmL._SL500_AA300_.jpg" src="http://umanen.org/blog/images/51GnmR1kdmL._SL500_AA300_.jpg" width="200" height="200" /></a>
これもHDDレコーダーの底に眠っていたもの。ロマン・ポランスキー監督<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002P489O8/aaaabl-22"target="blank"><u><strong>『戦場のピアニスト』</strong></u></a>。

ポーランドに住むピアニスト、シュピルマン（エイドリアン・ブロディ）とその家族の生活はナチス・ドイツの侵攻によって一変した。彼らを含むユダヤ人はゲットー（ユダヤ人隔離居住区）で様々な迫害に晒されながら強制労働に従事させられ、さらに絶滅収容所へ移送されていく。1人難を逃れたシュピルマンはレジスタンスにかくまわれながらワルシャワ市内で逃亡生活を続けるが……。
　
　
観る前からわかっちゃいたけど、とても重たい、「腹の底に来る」作品だった。

映画の前半は、シュピルマンと家族の視点からナチスのユダヤ人迫害が描かれる。これが、いきなり最悪の状況に陥るわけでなく、徐々に段階を踏んで追い込まれる感じで、ジワーッと恐ろしいんだな。まず街を支配され、次に財産を没収され、腕章の着用を強制され、ゲットーに移動させられ、時には街で侮辱されたり暴力をふるわれながら強制労働させられ、反抗するものは射殺され……。]]>
        そして、彼らはついに絶滅収容所行きの列車に乗せられてしまう。過酷な状況に耐えてはまた奪われ、の繰り返しで2年が過ぎて最後は皆殺し、という救いのなさ。ナチスの無慈悲な振る舞いはもちろん、射殺死体や人々の移送後空っぽになったゲットーの寒々とした描写には慄然とさせられた。あと、捜索逃れのために赤子を殺してしまい取り乱す母親（自分も直後に収容所行き）とか。

映画の後半になると、シュピルマンは逃亡の先々でゲットー蜂起やワルシャワ蜂起の模様を目撃することになる。ここでもまた絶望の繰り返しは変わらない。蜂起はいずれも失敗に終わり、シュピルマンを匿う人々も次々に捕らえられていく。シュピルマンが隠れ家に引きこもり、時には朦朧としながら窓から眺めるそうした様子は、まるで睡眠から覚めても覚めても終わらない悪夢のようだ。

で、シュピルマンはとうとうある廃墟の中で独軍のホーゼンフェルト大尉に発見されてしまう。しかし、ホーゼンフェルトはシュピルマンのピアノ演奏を聴いた後、なぜか彼を屋根裏部屋に匿ってやる。ここは劇中ほぼ唯一の心温まる場面だ。とはいえ、やはりハッピーエンドとは行かない。シュピルマンは助かったものの、逆にホーゼンフェルトはソ連の収容所で不遇の死を迎えるのだ。
　
　
結局、最初から最後まで残酷な出来事が連鎖して終わる映画であった。

ユダヤ人迫害を描いた映画で思い浮かぶのはまず『シンドラーのリスト』なんだけど、あの映画は客観視点だったし、白黒画面のせいもあってどぎつさは少なく、ストーリーや演出にもわかりやすいヒューマニズムがあった。だが、シュピルマン本人が原作の本作は、まるで目の前で惨劇を目撃しているように生々しい。そして、ポランスキー監督の冷徹な描写がそのむごさに拍車をかけている。

ポランスキー監督は幼少期をゲットーで過ごし、母親はアウシュビッツで殺され、間一髪難を逃れた彼も逃亡生活を余儀なくされたのだとか。だからこの物語はまさにポランスキー自身の（そして少なからぬヨーロッパ人共通の）物語でもあるのだろう。というか、彼のどこか広漠として冷たい感じの作風にはそういう体験が影響している、というのは元々よく言われる話ではあるけど。

あと、驚くべきは、この物語がほぼ実話ということだろう。こんな過酷な体験をした人の心象風景というのはちょっと想像がつかない。恐怖感は大変なものだったろうし、無力感に苛まれたに違いない。映画の後半では、そうして周りの知り合いが皆殺される中でただ1人生き残った男の虚無感みたいなものが強く感じられた。廃墟の中を1人ヨレヨレと歩いていくシーンが象徴的である。

いやホント、悪夢をまさにその只中で見せられているような味わいだった。

ただ、ここまで書いたのを読み返してみると本当に悲惨で暗いだけの映画のように思えるのだけど、実は見終わっての後味はそれほど真っ暗でもなかったりする。それは、ひとえにシュピルマンのピアノ演奏シーンが素晴らしいから。ホーゼンフェルトに救われるシーン、そしてエンドロールに重なる演奏会のシーン。シュピルマンの指はどんな状況においても力強く、しなやかで、美しい。

何というか、作品の大半を占めるのは絶望の2文字なのだ。登場人物たちは主人公を含めて皆無力で、惨劇を避ける力も術も持ち合わせない。けれど、どんな悲劇であっても骨の髄まで染みこんだピアニストとしての本性は奪えないし、芸術は力強く生き残っていく。ポランスキー監督は演奏シーンにそんなメッセージを込めたのではなかろうか。絶望というものを真に知る人だからこそ。

まあ、何にせよ、一見の価値のある映画だとは思う。気分がふさいでいる時とかには決してお薦めできないけれど。
　
　
［付記1］

ポランスキー監督といえば、奥さんのシャロン・テートが妊娠中にマンソン教団に殺されてしまった事件やジャック・ニコルソン邸での淫行事件が有名だけど、今の奥さんは32歳年下の女優さんエマニュエル・セニエなんだってね。一時はナスターシャ・キンスキーとも愛人関係にあったというし、陰のある男性というのはやっぱりモテるのだろうか……。
　
［付記2］

物語の終盤はシュピルマンが傍観者でもいられなくなり、戦車の砲撃や火炎放射器の噴射から間一髪で逃れるサバイバル・アクションの様相を呈するのだが、仮に『シンドラーのリスト』と監督を取り替えたとしたら、あそこら辺は妙にブラックなギャグ調のシーンになるんだろうな、とちょっと妄想したり。ソ連軍に救助される場面とかもギャグと紙一重だし。
　
［付記3］

別にシュピルマンは出征してピアノを弾いていたわけじゃないので、邦題の『戦場のピアニスト』はちょっと内容とズレているように思える。映画の主題からすれば、原題の&quot;The Pianist&quot;の方が（当たり前だけど）しっくりくるね。
　
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    <title>民主主義の神髄 ／ 『十二人の怒れる男』</title>
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    <published>2011-08-11T13:50:00Z</published>
    <updated>2011-08-13T00:28:42Z</updated>
    
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        <![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003QUCXOW/aaaabl-22"target="blank"><img alt="51xhqCAgFkL._SL500_AA300_.jpg" src="http://umanen.org/blog/images/51xhqCAgFkL._SL500_AA300_.jpg" width="200" height="200" /></a>
先日、HDDレコーダーを整理したついでに、何年も前にWOWOWで録ったままになっていたシドニー・ルメット監督<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B003QUCXOW/aaaabl-22"target="blank"><u><strong>『十二人の怒れる男』</strong></u></a>を久しぶりに（大学生の頃以来か？）観てみた。

17歳少年が父親を殺した（とされる）事件の審理が終わった直後のニューヨークの法廷。証拠の状況から全陪審員一致での死刑評決は間違いないと思われた。だが、その決定に疑問を呈する陪審員がただ1人いた。「8番」と呼ばれる彼（ヘンリー・フォンダ）は他の陪審員の反発を受けながらも、固定観念を排して証拠を再検討することを熱心に提案するのだが……。
　
　
改めて観直してみると、本当によくできた映画だな、と。

まず第一に、登場人物の造形の豊かさが凄い。集まった陪審員は体育教師やセールスマンに建築士、会社経営者、工場労働者など職業や境遇がバラバラの12人（時代的に女性や黒人は入っていないが）。性格も頑迷だったり弱気だったり理知的だったり様々で、個性豊かな12人が時には罵り合い、時には意気に感じ、時には流されたりする様は実に見応えがある。12人という数も良かった。それより多いと個性の判別が難しくなり、少なすぎれば単調になったかもしれない。]]>
        もちろん、そんな個性豊かなキャラクターを演じきった役者たちや、それを生かし切る演出が素晴らしいのは言うまでもない。信念を持って戦い抜く熱血ヘンリー・フォンダもいいけど、僕が気に入ったのはE・G・マーシャル演じる冷静沈着な株式仲介人の4番陪審員。偏見や感情に基づくのではなく、公正な目で証拠を判断しようという彼は人間臭いドラマの中に絶妙のバランスをもたらす存在であり、かつ「無罪という扉」を開くための最大の鍵なのであった。

第二に挙げるべき要素は、密室の会話劇という地味な舞台設定にも関わらず見せ場満載のストーリー展開だろう。有罪という場の大勢に対して反旗を翻したの主人公も実は一発大逆転の事実なりアイデアを持っているわけではなく、初めはただ幾つかの証拠に引っかかりを感じている程度に過ぎない。大勢は動かしがたく、序盤に彼が「間違いの可能性もある！」と繰り返して反対する様は、観客にとってさえもまるで子供が駄々をこねる姿のように見えてしまう。

ところが、実際に熱意を持って丁寧に検証していくと、疑問の余地なく見えた証拠の1つ1つが実際には何らかのバイアスによって歪められている事が明らかになり、無罪に同調する陪審員が徐々に徐々に増えていくのだ。この切り崩しのプロセスに演出の巧みさが重なって、観ていてとてもワクワクさせられた。特に容疑者が叫んだ「殺すぞ！」という言葉の意味を皆が気づく場面は、思わず手を打ちたくなるほどの鮮やかさ。ここら辺は脚本家の腕に他ならないのだろう。

そう、陪審員たちが一気に意見を覆されるのではなく、「徐々に」翻意していくのがこの映画のキモなのだ。証拠を丹念に検証して事実を掘り返していくうち、実は陪審員の有罪・無罪の投票は単に証拠に基づいているだけではなく、彼ら個々人の事情や偏見に左右されている事が明らかになっていく。評決を行うたびに有罪・無罪の割合が変わっていくのはスリリングだし、最後に残った有罪派3人が「無罪」とつぶやくクライマックスはこの上なくドラマティックだ。

そして第三に挙げたいのが、作中に溢れる真摯なメッセージ性。90分以上に渡る激論の末、陪審員たちは無罪の評決を行う。被告の少年は死刑を免れた。だが、では真犯人は誰だったのだろう？それは誰にもわからない。一見正義は失われたように見えるが、しかし少なくとも証拠不十分の被疑者を電気椅子にかけるという不正義は回避されたわけだ。ここには刑事裁判に係る一つの真理があるし、制作者たちが強調したいのはまさにそこではなかったかと思う。

つまり、この世の中に「事実」は一つだが、人（々）がたどり着く「真実」は幾つもあり得る。そして唯一絶対の真実を求めるがゆえに、社会はある個人にいわれのない仕打ちを加えてしまう恐れがあるのだ、と。つまりは冤罪の構図である。その一方で、そうした不幸は人々の努力によって防ぐこともできる。人は1人では偏見や思い込みを避けられないけれども、集団で議論して知恵を集めれば何とかなることだってある。そんな思いが伝わってくる映画だった。

最後、どうにか真っ当な結論にたどりついた後、陪審員たちが変にウェットになったりベタベタしたりすることなく、サッと解散していくのも良かった（もちろんホロッとさせる演出もちょっとあるけど）。12人が集まったのはあくまでこの裁判に係る真実に至るため。だから、終わってしまえばまたそれぞれの所に帰っていく、ということ。ああ民主制の一つの型だなあ、と（笑）。
　
　
なんというか、異なる境遇、異なる思想、異なる動機の人々が集まって、様々な感情や意見を激しくぶつけ合いながらも最後まで場を壊さず（←これ重要）よりマシな「真実」に至っていく、という意味では、『十二人の怒れる男』はある意味民主主義の一つの神髄を示しているのではないか、と僕は思った。もしくは、現実の個人や集団の危うさや頼りなさを見せつつ、民主主義の原則の貴重さやそれに対する信頼感を表明した映画、と言ってもいいのかもしれない。

自分が昨今の日本政治の機能しなさっぷり（それは政治家や行政だけの問題ではない）に暗澹たる気分になっていたせいか、思いっきり僕の琴線に触れた映画だった。もちろんそうした視点を除いても、ほとんど文句のつけようのない大傑作であることは間違いない。お薦め。
　
　
［付記］

映画に関するエントリーはしばらく書いていなかったのだけど、久々に書いてみたら何だか論文みたいになってしもうた。まあ、元々そういうテイストと言われればそれまでだが……。
　
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    <title>とにかく大きく羽ばたいてほしい！ — 大竹選手の移籍について</title>
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    <published>2011-08-09T14:55:00Z</published>
    <updated>2011-08-10T03:35:24Z</updated>
    
    <summary>大竹洋平選手 セレッソ大阪へ期限付き移籍決定のお知らせ　（FC東京公式） 　 　...</summary>
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        <![CDATA[<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=11486"target="blank"><u><strong>大竹洋平選手 セレッソ大阪へ期限付き移籍決定のお知らせ　（FC東京公式）</strong></u></a>
　
　
うーん、実に残念だ。大竹はピカイチの攻撃センスを感じさせてくれる僕好みの選手で、今の東京では森重・田邉と並ぶ大のお気に入りだった。しかもユース上がりだったし、彼の才能が青赤のユニフォームの下で満開に花開く姿を見られなかったのは、本当に残念なことだ。
　
　
大竹が最初にその才能の片鱗を見せたのは、<a href="http://umanen.org/blog/2008/04/post_334.html"target="blank">2008年春の多摩川クラシコ</a>だった。途中出場した大竹はDFに囲まれながら川島の頭上を抜く超絶ループシュートで決勝点を挙げ、さらに流れるパスワークの中で今野に見事なスルーパスを通して駄目押し点をアシスト。新人の目を見張る大活躍に味スタは「スタア誕生」の雰囲気に包まれた。城福東京1年目の勢いを象徴する選手でもあった。
　
その後も、大竹の歩みは順調に見えた。スーパーサブとして「大竹スイッチ」と呼ばれる攻撃を加速させる役割を果たし、<a href="http://umanen.org/blog/2008/09/post_374.html"target="blank">札幌戦</a>や<a href="http://umanen.org/blog/2008/10/post_381.html"target="blank">鹿島戦</a>では勝利に貢献する貴重な得点を挙げた。特にセットプレーの精度は素晴らしく、奪ったCKは全てチャンスとなった。<a href="http://umanen.org/blog/2008/09/post_371.html"target="blank">大宮戦</a>では直接FKでやはり決勝ゴールを奪って見せた。城福東京のムービングフットボールとともに、彼の未来は明るいように思えた。]]>
        <![CDATA[しかし翌年以降、彼は伸び悩む。技術やセンスは相変わらずながら、監督に守備の課題を指摘されて出場機会が減り、怪我にも悩まされて、たまの出場で焦って突っかけてはボールを失う姿が目立つように。2009年途中からの「ムービングしない」サッカーや、昨季途中から就任した大熊監督の前に速いサッカーでは彼の特長は生かされないようにも見えた。輝きかけてはまた光が陰り、を繰り返す2年間だった。

そして今シーズン。序盤は全く目立たなかったものの、パスサッカーへの転換でチームが好調へ転ずると、今度こそ「大竹の番」が来たように僕には思えた。転機となった京都戦では先発して1ゴール1アシスト。鳥取戦でも森重のゴールをアシストする活躍。よし！だが、その矢先、体調不良から何と虫垂炎での手術で離脱。そして気がつけば、彼が不在の間にチームは首位まで駆け上ってしまった。

こうして振り返ってみると、才能を無駄にしていたとは言わないけど、何だか長いこと空回りし続けている印象である。体調さえ戻ればまた、という意見もあるだろうが、再び固まりつつあるチームに彼の居場所があるとは限らず、このタイミングでの移籍（しかもJ1チームへ）は仕方ないというか、まあ正しい判断なんだろうな、と思う。
　
　
僕の見たところ、大竹の抱える問題は、よく言われる守備云々よりも周りのアタッカーやチーム戦術との「噛み合わせ」のように思える。残念ながらこの2年ほど東京のサッカーの中で大竹は浮いていたように思うので（もちろんアジャストできない大竹にも問題があるのだろうが）、セレッソで攻撃サッカーを開花させたクルピ監督が大竹をどう生かすのか、楽しみである。乾の後釜だとすれば出場機会は期待できるだろうし。背番号も「７」をもらうとのことだし。

ただ、セレッソで大竹が活躍したらしたで、喜ばしく思いつつも寂しいんだろうなあ、と。たかが10年ちょいのファン歴でも、思い入れのある選手が移籍する経験はそれなりにあるので、ショックを受けるほどではないんだけど。小峯隆幸、小池知己、土肥洋一、馬場憂太、赤嶺真吾……いや、やっぱりちょっとショックかも（笑）。普通に考えれば、J1で活躍したら帰ってこない可能性が高いだろうから。

まあ、とはいえ一応期限付き移籍ではあるし、たとえその後すぐにではなくても、また青赤のユニフォームを着てくれる可能性だってないわけではないのだろう。やっぱり帰ってきてほしいよなあ。いつかもっとずっと立派な選手になって東京へ戻ってきて、味スタで大竹と田邉、米本らが「そのまま代表級」の中盤を形成して並み居る強豪を圧倒する。そんな妄想を心に秘めつつ、彼の活躍を願うことにしよう。幸運を祈る！！
　
　
［付記１］

もちろん、大竹と入れ替わりの形で加入する<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=11487"target="blank">永里源気</a>にも期待して、大いに応援したいと思う。彼もフィジカル的に優れているというより、攻撃のセンスの良さを強く感じるタイプの選手。田邉あたりと「感応」することで今までの東京にない愉しいプレーを見せてくれるのではないかと。女子代表の妹さんがかなり有名になっちゃったけど、負けないように兄貴もガムバってほしい。
　
　
［付記２］

権田はどうするのだろう。
　]]>
    </content>
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    <title>爆走東京、またも圧勝（FC東京×ロアッソ熊本）</title>
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    <published>2011-07-25T01:15:00Z</published>
    <updated>2011-07-25T06:50:37Z</updated>
    
    <summary> FC東京 ５−０ ロアッソ熊本　（J2第22節　国立霞ヶ丘競技場） 　 　 2...</summary>
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            <category term="ＦＣ東京" />
    
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        <![CDATA[<a href="http://umanen.org/blog/images/110724-01.html" onclick="window.open('http://umanen.org/blog/images/110724-01.html','popup','width=480,height=360,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://umanen.org/blog/images/110724-01-thumb.jpg" width="200" height="150" alt="" /></a>
<a href="http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=result/result&game=8982938&year=2011"target="blank"><u><strong>FC東京 ５−０ ロアッソ熊本　（J2第22節　国立霞ヶ丘競技場）</strong></u></a>
　
　
2節連続のホームゲームは聖地・国立競技場で5位熊本との対戦。先週よりもかなり涼しい空気の中、スタンドで観戦した。

立ち上がりは双方の積極性が目立ち、ピッチ各所でボール争奪戦が繰り広げられた。1分、エジミウソンのミドルシュートがバーを越える。2分、ボックス手前から田邉が撃った強烈なボレーシュートをGK南が横っ跳びで弾き出した。6分には梶山の好フィードを受けたセザーが左から切れ込んでシュートするも、南が横っ跳びでセーブ。ここ数試合と同様、時間が経つにつれ東京の優勢が明らかになっていく。

9分、前線に出た田邉が倒されながらDFの背後へボールを浮かし、入れ替わって飛び出したセザーが南と一対一になるが、シュートは左に外れ。東京は慌てず左右へパスを回しながら押し込んでいく。19分、速攻で一気に持ち上がった羽生がループ気味にシュートするも、南がかろうじて弾き出した。一方の熊本はテンポよいパス交換からサイドへ展開するパターンだが、攻撃回数自体が少なすぎ。22分、片山のクロスにチェが飛び込んだ場面も塩田がワンハンドで弾き出した。]]>
        <![CDATA[前半半ばになると熊本は完全に自陣へ閉じこもって守りを固め、東京は幾度もボックス周辺まで攻め込むものの、統率のとれたDFをなかなか崩しきれない。36分、田邉が華麗なフェイントでDFをかわしながら突進、ラストパスをセザーがシュートするもまた南に防がれた。南は40分にもボックス正面のFKの場面で北斗の強烈なワンバウンドシュートをガッチリとキャッチ。ここら辺はさすが元代表GKである。

そして、このまま前半はスコアレスで終わるかと思えた42分、羽生がオフサイドギリギリで右サイドに飛び出してチャンスに。羽生はボックス脇まで突進してグラウンダーで折り返し、セザーが落としたボールをシュートしようとした谷澤が後ろから根占に倒され、PKの判定（根占は一発退場）。これをセザーが右隅に突き刺して東京が先制。正直、ラッキー（熊本にとっては不運）に思える得点だった。1-0。
　
　
後半。開始直後は10人の熊本が攻勢に出るもチャンスに至らず、逆に47分、オフサイドを巡る熊本の混乱を突いて谷澤が右サイドを突進、クロスのこぼれを田邉が右へ展開し、今野の低く速いクロスを羽生が押し込んだ。あっけなく、しかし抜け目のないナイスなゴール。2-0。これで早くも勝負あり。その後は東京の一方的な攻勢が続いた。54分、波状攻撃の中で谷澤のクロスから田邉のヘッダーがバーを越える。

試合は東京がほぼ完全に支配して進む。延々続くボックス付近でのパス回しは「崩し練習」にさえ思えた。もっとも、あまりに一方的な展開に集中力を保つのも難しかったか、60分過ぎには全体的に一時テンションが落ち、逆襲をくらいかけて森重が警告を受けるなど少し嫌な雰囲気も流れた。

嫌なムードを一掃したのは、背番号39の頑張りだった。65分、ドリブルで中央突破を図る谷澤が一気にボックスまで突入し、シュート寸前で倒されてまたPKの判定。本来なら梶山かセザーが蹴るところだが、「シュート入らない病」の谷澤は蹴りたくてたまらない様子……結局3者協議の末、温情裁定（笑）で谷澤がキッカーに。そしてこれをきっちりゴール左上に蹴り込む谷澤も偉かった。やったぜ！の3-0。

余裕の東京はさらにポゼッションを高め、72分には羽生OUTでルーカスIN。4点目が入ったのはその直後だった。敵陣中央で倒された田邉が判断良く右へはたき、ボックス手前まで持ち上がった徳永が右足を一閃！推定マッハ5の弾丸ライナーはさすがの南も止められず、ゴール左上に突き刺さった。息を飲むスーパーゴールを決め、照れくさそうに両手を挙げる徳永。スゲエ。4-0。もうイケイケドンドンである。

そして残り数分。「さあ、あとはルーコンの復帰祝いだ！」という状況だったのだが……ホントに決めやがるとはなあ（笑）。ただし、僕はこの目でその得点を見ていない。今回は所用により85分の時点で帰らなければならなかったのだ。まあ、残念だけど、これからまた何点も決めてくれるだろう（とか言ってると全然入れなかったりしてな）。ともあれ、5点差で終了。東京が圧倒的勝利で首位を守った。
　
 
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よしよし、順調順調、というところか。

試合全体の印象としては鳥取戦・岐阜戦と同じような感じ。序盤から慌てずパスを回し続け、引いて守る相手にやや手こずりながらも何とか先制。で、後半にさらなるボール支配の中でセットプレーや個人能力の高さを生かしつつ、パスに振り回されて疲れの見える相手に対して着実に加点し、終わってみれば危なげのない完勝。何しろここ2ヶ月は8勝2分だもの、そりゃ負ける気がしないのも当然ではある。

鳥取戦の時にも書いたが、「J2の中位〜下位に対してはこう戦えば良い」というフォーマットができてきて、選手たちの自信もますます深まっているように見える。つまらないミスも次第に減っており、ボールの動かし方もよりダイナミックに、よりバリエーション豊かになってきた。その結果が、5試合連続完封と次第に増える得点（3→4→5）だろう。次のホームゲームで6点とれるかどうかは知らないが（笑）。

まあ、今節は千葉・徳島・栃木のいずれも勝利を収めたため、結果的に上位4チームの団子状態に変化はなかった。東京にしてみれば、今の「軌道に乗った」状態をできるだけ長く引っ張って、できればある程度のマージンを稼いでおきたいところだろう。そして、その上で上位との直接対決に臨みたい、と。8月・9月の栃木戦が一つの目標になるのかな。

MVPは、先週に引き続いて羽生。間違いなく最もチームを牽引している選手である。ここぞという場面での飛び出しの切れ味は尋常ではない。谷澤も引き続き大車輪の働き。変な魔法は解けたかな（笑）。梶山も好調を維持。セザーは、いっそ得点王を狙ってほしい。田邉は今観ていて一番楽しい選手。細身の体で独特のセンスがあって、最近は前線でも堂々としているのでまるで80年代欧州のテクニシャンのようだ。

守備陣では、今野は攻守に大活躍して万全の出来。彼もMVP（笑）。徳永は前がかりになった時の破壊力はやはり凄いので、後方での組み立てでミスを減らすことが代表復帰の鍵になるだろう。森重は余計なイエローカードをもらったのがちと残念。北斗は夏場になると元気になるような。塩田は相変わらずノーミスで、監督としては困っちゃうだろうな、と。権田が五輪代表に行ってるうちはいいだろうけども。

あ、あとルーカスか。復帰初ゴールおめでとう！別に量産はしなくてもいいので、肝心なとこでぜひ頼むよ！ルーコンのゴールで1部復帰決定なんつったら、きっと涙で溺れ死ぬファン・サポーターが大量に出るのだろう。うん。

いや、ホント気分がいいよな、これだけ勝てると。わはははは！！
　
　
［付記1］

今回はヤクルトスワローズとのタイアップ試合ということで、スタジアムにはマスコット「つば九郎」君が応援に現れ、試合前にはスワローズの選手2名の応援メッセージが上映された。で、そのメッセージの中で、石川選手だったか田中選手だったか、「今、ヤクルトスワローズもFC東京も首位に立っているので〜」と言ったので、思わずツイッターで「おいw」とツッコんだんだよね。こちとらJ2じゃい、と。

そしたら、そのツイートに対して<a href="http://twitter.com/#!/pleocen/status/95063820342538240"target="blank">こんな反応</a>が。なるほど、言われてみれば<a href="http://baseball.yahoo.co.jp/npb/standings/26/"target="blank">その通り</a>かも（笑）。いや、<a href="http://www.enjoybaseball.jp/datamaniax/past/standings-2010.html"target="blank">去年よりはマシ</a>になってるらしいけど。ヤクルトスワローズも日本シリーズ頑張ってもらって、一緒に1部昇格しよう。
　
　
［付記2］

このエントリーを書きながらふと思い立ってJ2の順位表を見てみたら、5位に「ギラヴァンツ北九州」の名前を見つけてひっくり返った。三浦ヤスさん、一体何をした！？
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